日々の生活で目の疲れや乾きを感じるという方や、スマホや新聞などの細かい文字が見えにくいと感じることがあるという方は多いのではないでしょうか?これらはそれぞれ、眼精疲労・ドライアイ・老眼の症状と考えられますが、こういった症状が起こるメカニズムや、個人差がなぜ生まれるのかについては、実は分かっていないことが多いのです。
一方、「免疫」といえば、体内の病原菌や異物を認識し、それらを攻撃することによって私たちの体を病気から守ってくれる防御システムのことで、糖尿病やアトピーなど、全身の様々な病気に関わることが知られています。この免疫が、加齢黄斑変性症等の眼科疾患に関わることが報告されていますが、眼精疲労・ドライアイ・老眼といった、日常的な目の悩みとの関連についてはこれまでにほとんど報告されていません。
以上の背景を踏まえ、この度MYCODE Researchでは、新たに「眼と免疫に関する調査研究」(以下「本研究」といいます)を開始することとなりました。
本研究では、株式会社DeNAライフサイエンス(以下「DLS」といいます)およびキリンホールディングス株式会社(以下「キリン」といいます)が共同で、目(眼精疲労・ドライアイ・老眼)に関する自覚症状、その他の疾患の既往歴、生活習慣などについてのアンケート調査を行い、アンケート回答とMYCODEで得られた遺伝情報との関連性を調べることで、眼と免疫の関連を明らかにすることを目的としております。
将来的には本研究の成果によって、眼精疲労・ドライアイ・老眼といった日常的な目の症状について、クオリティ・オブ・ライフの改善につながる方策の開発に繋げられればと考えております。
以下の説明をお読みいただき、本研究への参加にご同意いただける場合には、ぜひ、アンケートにご協力ください。
本研究は、DLS倫理審査委員会の承認を受けて実施しております。
募集対象
下記の2点を満たしている方
①遺伝子検査をお申し込みの際に研究参加同意をいただいている方
②すでにMYCODEの検査結果が得られている方
調査主体
株式会社DeNAライフサイエンス
研究責任者
株式会社DeNAライフサイエンス 代表取締役 大井 潤
設問数
最大63問
回答予想時間
15分程度
内容
目や生活習慣に関するアンケート
アンケート回答期間
2019年8月8日(木)16:00 〜 8月16日(金)23:59(予定)→8月26日(月)23:59
※DLSとキリンの共同研究は2020年3月31日→2022年3月31日まで継続します。
本研究についてご質問などがありましたら、下記のお問い合わせ窓口までご連絡ください。
<お問い合わせ窓口>
株式会社DeNAライフサイエンス
MYCODE Research事務局
0120-08-4946 午前10時から午後5時(土・日・祝日、年末年始は除く)
research@mycode.jp