MYCODEトピックス

病気に関する情報から、ダイエット、生活習慣や健康に関する情報、そして遺伝子に関する情報など幅広い医療・健康情報をお届けします。
あまり知られていない大腸がんの予防と “カルシウム” との関係の画像病気・医療

あまり知られていない大腸がんの予防と “カルシウム” との関係

 カルシウムや、カルシウムを多く含む牛乳の摂取が、大腸がんの予防に関連していることは、日本ではあまり知られていないようです。

 世界中の疫学研究をまとめた、がん予防に関する報告書では、カルシウムや牛乳の大腸がん予防効果は「ほぼ確実」とされています(※1)。一方で、前立腺がんにおいては、これらを過剰に摂取すると、発症を促進するかもしれないといわれています(※1,2)。

 今回は、大腸がんの予防にカルシウムや乳製品がどのように影響しているのかをお伝えした後、前立腺がんの予防も視野にいれたカルシウムや乳製品のとり方をお伝えしたいと思います...

あの食べ物が血を止める仕組みに関係してる?				の画像病気・医療

あの食べ物が血を止める仕組みに関係してる?

止血のしくみについて
 切り傷などで出血した場合、時間の経過とともに出血は自然に止まります。これはヒトに止血という仕組みが備わっているからです。止血に関わるのは血液中の血小板と凝固因子です。血管が損傷を受けて破れると、多数の血小板が傷口に集まって、血小板血栓を形成します。これを一次止血とよびます。この一次止血は脆く止血は不十分なため、引き続いて凝固因子であるフィブリノゲンがフィブリンとなって傷口を覆い固めて、強固なフィブリン血栓を形成します。これがいわゆるかさぶたのことです。これを二次止血とよびます...

寒いところに住むために変化した遺伝子ってあるの?の画像遺伝子

寒いところに住むために変化した遺伝子ってあるの?

寒くて手足の感覚がない!
 寒くなると手がかじかんだり、足先の感覚がなくなったりしますよね。それは、生命を維持するために心臓や内臓の働きを優先させるため、手足の血管を収縮させて血流を減らしているからです。手足が冷えたとしても、すぐに命に危険が及ぶわけではないので、末端の血流を後回しにすることで体を守っているのですね。
寒い時に熱を産生させる仕組み
 熱を産生する仕組みは主に3つあります。1つ目は、食事をして食べ物を消化するときに生じる「代謝による産熱」。2つ目は、ぶるぶる震えて熱を発生させる「ふるえ産熱」。3つ目は、筋肉の収縮を伴わずに熱を産生する「非ふるえ産熱」です...

たばこをやめて健康になりたい!禁煙療法でやめられるかどうかも遺伝子で分かる!?の画像遺伝子

たばこをやめて健康になりたい!禁煙療法でやめられるかどうかも遺伝子で分かる!?

たばこ、やめた方が良いのはわかってるけど・・・
 たばこは「百害あって一利なし」と言われるほど、健康への害が知られています。実際、喫煙は世界中において死亡率を上げ、がんや心臓病などの疾患の原因として主要な要因の一つとなっています(※1)。

 しかし、それと同時に健康に悪いことを知っていたとしても、喫煙者はなかなか禁煙できないことも知られています。アメリカで10年間に及んだ調査で、実際に禁煙に成功している人は毎年、全喫煙者の6%程度であることが報告されています(※2)。煙草をやめれば良いとわかっているにも関わらず、やめることができない人が多数いるのはなぜなのでしょうか...

週末の寝だめが体内時計を狂わせる?の画像食事・生活

週末の寝だめが体内時計を狂わせる?

海外旅行に行ったわけでもないのに時差ボケ?
 時差ボケとは、時差のある場所に、飛行機などを使い短時間で移動した結果、不眠や眠気、疲労感など心身に不調をきたすことをいいます。その時差ボケのような症状が、海外に行ってもいないのに起こる「社会的時差ボケ」をご存知でしょうか?

 平日は会社や学校などに通うことにより、半ば強制的に睡眠のサイクルが決められています。しかし、休日は自由に寝たり起きたりできるため、平日と違った睡眠サイクルになりがちです。すると、そのことがきっかけで体内時計が崩れます...

私たちの全身を巡る血液の病気とは?鉄欠乏性貧血から白血病まで の画像病気・医療

私たちの全身を巡る血液の病気とは?鉄欠乏性貧血から白血病まで

全身を流れる血液、どこでつくられるの?
 私たちのからだの中を流れる血液の量は体重の約8%といわれています。体重60kgの成人では約4.8Lの血液が絶え間なく流れていることになります(※1)。
 採血管に採った血液をしばらく放置しておくと液体成分の血漿と細胞成分の血球の二層に分離します。血漿には水分、タンパク質、ビタミン、無機質、ホルモンなどが含まれ、血球には赤血球、白血球、血小板が含まれます。血球は造血幹細胞とよばれる3系統に共通の細胞が分化、成熟したもので、骨髄やリンパ節といった造血組織でつくられています...

痩せている人と肥満の人では腸内の細菌が違う?!の画像体質・身体

痩せている人と肥満の人では腸内の細菌が違う?!

ご存知ですか?腸内細菌叢
 私たちの体内・体表にはたくさんの微生物・細菌が存在しています。しかし、人はお母さんのお腹の中にいるときは、無菌の状態で過ごしています。では、どこから腸内細菌叢(腸内フローラ)を得るのでしょうか。自然分娩の場合、赤ちゃんの生後2、3日に排泄される胎便の細菌叢は母親の出産前の膣内細菌叢と類似するのに対し、帝王切開での出産の場合、母親の皮膚常在菌叢と類似することがわかっています(※1)。離乳食を食べるようになるとその細菌叢は変化し、成人型の菌種に移行していきます...

睡眠の質と量を改善 〜仕事の能率やストレスとの付き合い方を学ぶ!~の画像食事・生活

睡眠の質と量を改善 〜仕事の能率やストレスとの付き合い方を学ぶ!~

 現在のご自身の睡眠について、どのように感じていらっしゃいますか?近年、睡眠時間や質の話題が多く、睡眠が生活の質や日々の疲労感、ストレスにも影響していることがわかってきました。今回は、ご自身の睡眠状態について振り返っていただくために、睡眠の種類と役割についてお伝えします。
1.睡眠時間ってどれぐらいとると良いの?
 皆さんの睡眠時間はどれぐらいでしょうか?また、睡眠時間の長短による体調不良を感じたことはありますか? 「すべての人にとってベストな睡眠時間」は、明確になっていませんが、いくつかの傾向がわかってきました(※1)(図1)...

生理の周期と妊娠しやすさには関係があった?の画像育児・子供

生理の周期と妊娠しやすさには関係があった?

生理に関係する様々なホルモン
 月に一度訪れる生理(月経)。おなかが痛くなったり、頭が痛くなったりという生理痛がひどい方や、生理の前から体調が優れなくなるという方も中にはいるかもしれませんね。そんな生理、どのようなメカニズムで起こっているのか、ご存じですか?

 月経周期は出血が始まった日を開始日として、この日を1日目とします。そして、次の生理が始まるまでの期間が1回の月経周期となります。個人差はありますが、月経周期の長さは通常25日から38日とされています...

ただの思い込みではない!?健康への自信が重要な理由とはの画像遺伝子

ただの思い込みではない!?健康への自信が重要な理由とは

健康に自信がありますかと聞かれたら?
 「あなたは健康ですか?」と聞かれた時、「はい!とても健康です」とすぐに答えられますか?自分で考える健康度合いを、「主観的健康度」と呼びます。主観的健康度は、自己評価なのであてにならないように思いますが、データとしてみると、様々な評価が見受けられます。この評価には死亡率や慢性的な疾患の状態だけでなく、うつ病や認知機能、経済的な状態も影響されることがわかっており、その人の健康状態を知る重要な指標として使用できると考えられているのです。実際に、主観的健康度を指標にして死亡率を予測することができる、という報告もあります(※1)...