MYCODEトピックス

病気に関する情報、ダイエット、生活習慣や健康に関する情報、そして遺伝子に関する情報など、幅広い医療・健康情報をお届けします。

とっても簡単、お金もかからないメタボ予防は「紫外線」!?の画像食事・生活

とっても簡単、お金もかからないメタボ予防は「紫外線」!?

「紫外線」あなたはどんなイメージがありますか? 
 紫外線は皮膚がんのリスクを高めるといわれ、すっかり悪者のイメージがついています。しかし、西オーストラリア大学の研究グループは、紫外線が肥満やメタボリックシンドロームを抑える効果をもつと報告しました。
紫外線にはメタボ改善効果あり、ビタミンDのみでは効果なし
 紫外線を浴びることにより体内でビタミンDと呼ばれる大切な栄養素を合成することができるといわれています...

寒いからって家の中でゴロゴロしちゃう・・・そのせいで脂肪を減らすチャンスを失う!?の画像食事・生活

寒いからって家の中でゴロゴロしちゃう・・・そのせいで脂肪を減らすチャンスを失う!?

体脂肪は大切!でも体脂肪率を減らしたい人は多いですよね
 体脂肪率とは、体の中にある脂肪全体の割合のことです。体脂肪率が高すぎると生活習慣病やがんの原因になるといわれ、脂肪は健康の大敵だと思われがちです。

 しかし、本当は体にとって大切なエネルギーを蓄えるという、とても大切な役割をもっています。特に女性にとっては適度な体脂肪は必須であり、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌には欠かせないといわれています。

 とはいえ過食になりがちな現代人、やっぱり体脂肪率は減らしたい人が多いですよね...

インフルエンザを治すにはやはり睡眠?遺伝子のはたらきが体を休ませるしくみとはの画像遺伝子

インフルエンザを治すにはやはり睡眠?遺伝子のはたらきが体を休ませるしくみとは

毎年流行するインフルエンザ
 毎年冬になると流行するのがインフルエンザですよね。インフルエンザの流行のピークは1月~2月。感染すると1~2日の潜伏期間の後、急激に38度以上の高熱が出るのが特徴だといわれています。

 できればかかりたくないインフルエンザですが、マスクやうがいで気をつけていても、かかる人とかからない人がいるのはやっぱり免疫力の違い。普段から免疫力の高い人は、感染しにくい上に重症になりにくいといわれています...

皮膚がんの発生を抑えている重要な遺伝子を発見!の画像病気・医療

皮膚がんの発生を抑えている重要な遺伝子を発見!

皮膚がんの発生を抑える遺伝子とは
宮城県立がんセンター研究所と奈良女子大学の研究グループは皮膚がんの発生を抑えている遺伝子を発見したことを科学雑誌Oncogeneで報告しました。

細胞の中に存在するタンパク質の多くは、「リン酸化」という化学修飾でそれらの働きが調節されていることが知られています。これまでに、がん遺伝子の変異により作られた異常なタンパク質がリン酸化により活発化し、皮膚がんになると考えられていましたが、詳しい仕組みは不明でした。彼らは、このリン酸化に関わる1つの遺伝子が皮膚がんを抑制していると発表したのです...

どのようなサポートが必要?認知症と法律違反の関連性についての研究の画像病気・医療

どのようなサポートが必要?認知症と法律違反の関連性についての研究

社会的なケアが必要な病気
 認知症のような神経が変性して機能が低下するような病気では、判断、行動、感情の処理等に異常を来すことがあります。このような障害は反社会的行為や犯罪行為といった法律違反の行動につながる可能性もあり、注意や周囲のケアが必要となってきます。これまでそうした行為と無縁だった人が関係してくることもあり、社会的な対策も必要になってくると予想されます。
4つのタイプの認知症と診断された人を対象に調査
 2015年、スウェーデン、ルンド大学の研究グループは、認知症患者の犯罪行為の頻度と種類を検証した結果を報告しました...

日本人にも増えている腎細胞がん、予防に良いとされる食べ物は・・・?の画像病気・医療

日本人にも増えている腎細胞がん、予防に良いとされる食べ物は・・・?

腎臓のがん「腎細胞がん」をご存知ですか?
 今回は腎臓のがんのお話です。腎臓は、腰のちょっと上の位置に左右一つずつある、ソラマメ形の臓器です。その主な役割は、血液をろ過して、不要な成分を尿にすることです。この腎臓に出来るがんの一つが「腎細胞がん」。高齢者に多いがんで、日本では、がんで亡くなる人の100人に1人が腎細胞がんです。

 腎細胞がんは、特徴的な症状が無く、早期発見が難しいがんです。日本で腎細胞がんにかかる人の数は、イギリスを除く欧米諸国より低いものの、食の欧米化などに伴い、日本人の腎細胞がんは年々増加傾向にあります...

赤ちゃんのときの受動喫煙がその後のアレルギーリスクを高める!?-16年間にわたる追跡調査の結果-の画像育児・子供

赤ちゃんのときの受動喫煙がその後のアレルギーリスクを高める!?-16年間にわたる追跡調査の結果-

世界中で問題の受動喫煙はアレルギーの原因に?
 国内外で受動喫煙が問題視されており、各自治体には、受動喫煙防止の対策の推進が求められています。

 スウェーデンの研究グループは、両親のたばこによる胎児や幼い頃の受動喫煙がアレルギー性疾患を発症するリスクを高めることを報告しました。
赤ちゃんへの受動喫煙の害を調査
 研究グループは、4089人の子どもたちを対象として、妊娠中から16歳まで、16年間にわたり、ぜんそく、鼻炎、湿疹といったアレルギー性疾患に対する受動喫煙の影響を調べました...

私を守ってくれている「抗菌ペプチド」、憎きあの細胞のおかげだったとは!の画像病気・医療

私を守ってくれている「抗菌ペプチド」、憎きあの細胞のおかげだったとは!

外敵から体を守るしくみ「免疫」
 生き物はなぜ死ぬと腐っていくのでしょうか?それは、生きている間、ずっと外敵から体を守っていた「免疫」がストップするからです。体は生きている間、出来る限りの手段を使って外敵から自分を守ろうとしています...

ユーゴー・ド・フリース生誕日、何を発見した人かご存知ですか?の画像遺伝子

ユーゴー・ド・フリース生誕日、何を発見した人かご存知ですか?

ユーゴー・ド・フリースを知っていますか?
 2月16日はユーゴー・ド・フリースの生誕日です。

 皆さんは、ユーゴー・ド・フリース(以下、ド・フリース)という人物をご存知ですか?ド・フリースはオランダの植物学者・遺伝学者で、まだ「遺伝子」という言葉が定義されていない時代に、「突然変異」という説を提唱しました。

 ド・フリースが発見した現象は、現在では当たり前のように受け入れられていて、例えば、風邪のシーズンで「突然変異により新型のウイルスが発生し、今年のワクチンの予防効果は落ちています。」というニュースでも使われています...

心臓の病気リスクとミネラルの関係、スナック菓子に注意が必要な理由とは?の画像病気・医療

心臓の病気リスクとミネラルの関係、スナック菓子に注意が必要な理由とは?

心臓病リスクと関連のあるミネラルについての研究
 「心不全」は死亡の主な原因の一つにあげられます。この心不全は、心臓のポンプ機能が低下してしまう状態のことをいいます。

 米国ミネソタ大学らの研究グループは、血液中のマグネシウム濃度が低くなると心不全になりやすくなり、逆にリンやカルシウムの濃度が高いと心不全が増える傾向にあるという研究結果を報告しました...