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育児・子供

ママの脂肪が減ると、赤ちゃんの死亡率も減少!
ただし、痩せすぎはダメ!

2015年01月13日 09時00分

Mother kissing baby free

写真はイメージです。記事と直接の関係はありません。

痩せすぎちゃダメって言うけれど…

 国の調査によると、現在の日本人女性は、20代で4人に1人が、30代で7人に1人がBMI18.5以下の「痩せ」であることがわかっています。しかも年々女性は痩せ続けています。
 しかし、妊娠したときに痩せすぎていると、体重の軽い子供が生まれやすく、体重の軽い子供は将来、糖尿病や高血圧などの生活習慣病になりやすいとして、問題視されています。

太りすぎもダメ!

 だからといって、妊婦さんは太っていても赤ちゃんに影響は無いのでしょうか?いいえ、答えはノーです。母親が妊娠初期に太っていると、乳児の死亡リスクが高まるという報告が、2014年12月、有力医学誌BMJ誌にて発表されました。

 これはスウェーデンの研究グループによる報告です。スウェーデンで1992年から2010年の間に生まれた、約200万人の赤ちゃんとその母親を対象として調査はおこなわれました。

 母親の妊娠初期のBMI値(肥満度の指標)と、生まれてきたけれども亡くなってしまった赤ちゃんとの関連性を調べたところ、肥満度が高いほど、乳児の死亡リスクが高まることが示されました。

肥満リスクと死亡リスクは比例

 母親が妊娠初期に標準体重*だった場合、乳児が亡くなってしまったのは400人に1人であったのに対し、太り気味~肥満1度では若干死亡リスクが上がり、肥満2度~肥満3度では標準体重の場合の2倍以上に増加、重度の肥満(肥満3度)においては170人に1人の割合となっていました。

*標準体重:BMI18.5~24.9、太り気味:BMI25.0~29.9、肥満1度:BMI30.0~34.9、肥満2度:BMI35.0~39.9、肥満3度:BMI40.0~

早産じゃなくても

 また、生まれた赤ちゃんが早産だったか、正期産(37週以上)だったかに分けて比較したところ、母親の肥満は正期産の赤ちゃんの死亡リスクと関連していることがわかりました。

 さらに、重度の肥満は、先天性疾患や乳幼児突然症候群による死亡リスクとも関連していました。

 ママになろうと思っている人は、かわいい赤ちゃんのために、標準体重をキープしておくのが良さそうですね。


参考文献

Johansson S et al. Maternal overweight and obesity in early pregnancy and risk of infant mortality: a population based cohort study in Sweden.
BMJ. 2014 Dec 2;349:g6572. doi: 10.1136/bmj.g6572.

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