病気・医療

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健康診断でよく見る“γGTP(ガンマGTP)”この値でわかる「肝心」な話とは?の画像病気・医療

健康診断でよく見る“γGTP(ガンマGTP)”この値でわかる「肝心」な話とは?

「肝心」(かんじん)の語源は?
 「肝心な事を忘れてた!」「諦めが肝心さ。」「最初が肝心!」私たちの日常会話でも時々登場する「肝心」。とりわけ重要な事を指すときに使いますよね。
 
 ところで、そもそもどうして「肝心」と言うのでしょうか?

 その言葉は中国から来たとか、江戸時代の医師が最初に言ったとか、諸説ありますが、意味の語源は体の臓器、「肝臓」と「心臓」です。同様に「肝腎」という文字も使いますが、この場合は「肝臓」と「腎臓」...

あなたは知っている?高血圧の「上」と「下」~血圧と病気の関係~の画像病気・医療

あなたは知っている?高血圧の「上」と「下」~血圧と病気の関係~

「上の血圧」と「下の血圧」
 健康診断で血圧を測ると「124の78」など、二つの値が出されるのは、見たことがありますよね。この二つの値を「上」や「下」といいますが、一体何のことだか知っていますか?

 心臓が収縮して血液を送り出すときに血管にかかる圧力を「上の血圧」(収縮期血圧)、逆に、心臓が拡張して血液を溜めているときに血管にかかっている圧力を「下の血圧」(拡張期血圧)といいます。日本高血圧治療ガイドラインでは、上が140mmHg以上または下が90mmHg以上だと高血圧とされています...

血栓予防の日を知っていますか?実はとても身近なあの病気、みんなで防ごうの画像病気・医療

血栓予防の日を知っていますか?実はとても身近なあの病気、みんなで防ごう

血栓症とは・・・よく聞くあの病気も血栓のせい
 1月20日は「血栓予防の日」として、制定されてるのを知っていますか?血栓症の事をよく知って、その予防をしよう!という日です。

 では、そもそも血栓ってなんでしょうか?血が固まって栓になるってこと・・・?その通りです。

 血管はご存知の通り血が流れる細い管ですが、それが血の塊(血栓)で詰まってしまうことを血栓症と呼びます。
 
 血管中に血栓ができるとどうなるのでしょうか?血管は体中に酸素や栄養素などを運んでいます...

「ごはんおかわり!」は健康のためにガマンすべき?それとも気にしなくて大丈夫?の画像病気・医療

「ごはんおかわり!」は健康のためにガマンすべき?それとも気にしなくて大丈夫?

ごはんは健康に悪い?
 ごはん、おいしいですよね。ほかほかごはんにお味噌汁、生卵、納豆、焼き鮭、のり、ふりかけ・・・想像しただけでも、何杯でも行けちゃいそうですよね!

 しかし最近、「糖質制限」のためにごはんを減らした方が健康に良いでしょうという話を、テレビや本で時々耳にします。

 確かに、ごはんを食べ過ぎると糖尿病のリスクが上がります。さらに糖尿病になると、その後、心臓や血管の病気が待ち構えていると言われています。ということは、たくさんごはんを食べている人は心臓病になりやすいのでしょうか...

三大激痛と言われる結石!尿路結石の再発予防のために守るべき3つのこととは?の画像病気・医療

三大激痛と言われる結石!尿路結石の再発予防のために守るべき3つのこととは?

三大激痛「尿路結石」!
 痛い病気はいろいろありますが、中でも「胆石」「すい炎」そして「尿路結石」の痛みは「3大激痛」といわれ、例えようのない痛みなどと表現されるほどです。

 尿路結石の中で腎臓にできるのが腎臓結石です。腎臓結石では、腹痛や血尿が生じます。この石が細い尿管へ移動すると今度は尿管結石と言われ、神経が刺激されて激痛の原因になります。

 一度なったことのある人は全員、もう二度となりたくないと思っているに違いありません。そんな皆さんに良いお知らせです。このたび、米国内科学会が、腎臓結石の再発を防ぐ方法を、同学会の医学学術誌で発表しました(※1)...

本当?ケーキを食べない方が糖尿病リスクが増える?の画像病気・医療

本当?ケーキを食べない方が糖尿病リスクが増える?

ケーキやクッキーと糖尿病リスクの関係
 糖尿病には2つのタイプがありますが、今回は、主に生活習慣が要因となる「2型糖尿病」についてです。この2型糖尿病、ケーキやクッキーをたくさん食べる人に多そうなイメージではありませんか?

 ところが、ドイツのポツダム-レーブリュッケ人類栄養学研究所を中心とした研究グループは、ケーキやクッキーを食べない人の方が2型糖尿病になる確率が高いという、驚きの研究結果を報告しました。
脂肪の多い食べ物はマーガリンだけが弱い関連
 研究グループは、脂肪の多い食生活が2型糖尿病のリスクを高めるといわれている点に着目しました...

ゲーム好きに朗報!ゲームで予防できる病気とは?の画像病気・医療

ゲーム好きに朗報!ゲームで予防できる病気とは?

 オーストラリアの研究グループは、コンピューター化された認知トレーニングの認知症予防効果について報告しました。
増え続ける認知症
 認知症は、いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、正しく働けなくなったために、記憶や判断力に障害が起こり、生活に支障が出ている状態のことです。

 認知症をひき起こす病気で一番多いのは、アルツハイマー病など、脳の細胞がゆっくりと死んでいく「変性疾患」です。次に多いのが、脳梗塞などが原因で脳の細胞に栄養が行き届かなくなり、脳の細胞が死んでしまう「脳血管性認知症」です...

年をとって目がショボショボ・・・そんなあなたに、イエス!ES!再生医療!の画像病気・医療

年をとって目がショボショボ・・・そんなあなたに、イエス!ES!再生医療!

見づらい原因、この病気?
 歳をとると、体のいろいろなところに不調が出てきますよね。加齢黄斑変性という病気を知っていますか?この漢字ばかりの病気「かれいおうはんへんせい」は、年をとれば誰でも起こりうる目の病気で、目の奥の「黄斑」と呼ばれる部分が正しくはたらかなくなり、視力が低下していきます。

 あまり馴染みはないかもしれませんが、日本では、視覚障害者手帳が交付されている人の中で4番目に多い病気で、70万人近くいるといわれています。そして、加齢と言っても、早い人では40代でも発症します...

乳がん検査「マンモグラフィ」の効果に疑問視?スイス医療委員会研究グループの調査結果の画像病気・医療

乳がん検査「マンモグラフィ」の効果に疑問視?スイス医療委員会研究グループの調査結果

女性のがんで最も多い乳がん、早期発見が重要
 日本では乳がんと診断される女性は年々増えています。女性では1999年から胃がんを抜いて、かかる人の数が1位となりました。しかし、医学の進歩により、乳がんは今や、発見が早ければ助かる病気となっています。

 とにかく早期発見に限る、というわけですが、そのためにはどうしたら良いのでしょうか?

 実は、月に1度のセルフチェックはかなり有効といわれています。やり方は、病院のホームページなどに書いてありますので、気になる方はチェックしてみてください...

新薬開発に大きな一歩!5億人に感染するマラリアから世界を救えるか?の画像病気・医療

新薬開発に大きな一歩!5億人に感染するマラリアから世界を救えるか?

世界三大感染症「マラリア」
 マラリアという病気を知っていますか?日本ではあまり聞かない病気ですが、世界的にみると年間で約5億人がかかり、200万人以上が死亡している深刻な感染症です。マラリアは、世界保健機構(WHO)により、エイズ、結核にならび、世界3大感染症に指定されています。
マラリアは「ハマダラカ」でしかうつらない!
 マラリアは、「原虫」という寄生虫の仲間で、血の中で酸素を運ぶ役割を担っている「赤血球」という細胞に寄生します。マラリアにかかった人の血を蚊が吸って、その蚊がまた他の人を刺して、と連鎖が起きる事で感染が広がっていきます...