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病気・医療

女性必見!
女性特有のがんのリスクを下げる食品が判明

2015年01月27日 10時00分

この食品ががんに効く!というのは良く効くお話ですが、今回は17万人にも及ぶ大規模調査で明らかになった報告です。よく耳にするアノ成分が含まれる食品で、女性特有のがんの予防ができるかもしれません。


女性特有のがんには、紅茶が効く?

日本女性で二番目に多いがん、卵巣がん

卵巣がんは日本では婦人科系がんの中で2番目に多いがんで、40~50代の発症率が高いとされています。英国イースト・アングリア大学医学部のエイディン・キャシディ氏らの研究グループは、栄養学の国際誌であるアメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション誌2014年11月号で、女性特有のがんである卵巣がんについて、「フラボノイド」という物質に予防効果があることについて報告しました。

「フラボノイド」ってなに?

フラボノイド、という名称、どこかで聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?実はこのフラボノイドという物質は、ある一定の構造をもつ化合物の総称のことであり、その中には数千種類の物質が含まれているといわれています。
これまでにもフラボノイドががん予防などに効果があることは言われてきましたが、フラボノイドのどの化合物が効果があるのかについての詳細な研究はまだ少ないのが現状でした。

17万人を大調査・・・フラボノイドは卵巣がん予防に効果あり!

研究グループは、17万人以上の被験者を対象として、総フラボノイド摂取量と、フラボノイドの各化合物であるフラバノン、フラボノール、アントシアニン、フラバン‐3-オール、フラボン、高分子フラボノイドの摂取量を4年ごとのアンケートで調査しました。その上で、これらの被験者の中で上皮性卵巣がんが認められた割合との関連性を調べました。

20年近くに及ぶ調査期間で、卵巣がんが認められた人は700人以上に登ったそうです。これら卵巣がんを発症した被験者について、フラボノイドの摂取量との関連を分析した結果、フラボノイドは卵巣がんのリスクと明らかに関連していたことが示されました。

卵巣がんの予防効果があるのは、「ココア」「みかん」「紅茶」

今回の調査の結果、フラボノイドの中でも、特にフラボノールとフラバノンの摂取量が多い人について、卵巣がんのリスクが低いことが明らかになりました。特にフラバノンの摂取によるリスクの低下は、いくつかある卵巣がんの種類の中でも、生命への危険度がより高い「浸潤性のがん」と「低分化型のがん」で明確に確認できました。
なお、フラボノールはソバやアスパラガスに含まれるルチンのほか、野菜や果物、ココアにも入っており、フラバノンはみかんなどの柑橘類に多いとされています。

ちなみに、併せて行われた卵巣がんのリスクと食品の関係に関する分析では、紅茶に予防効果が認められました。1日に2杯以上の紅茶を飲む人を1杯以下しか飲まない人と比べると、危険度は約3割低くなっていたそうです。

寒い季節、女性は温かいココアや紅茶を飲んで一息つくと、健康効果があるかもしれません。


参考文献

Cassidy A et al. Intake of dietary flavonoids and risk of epithelial ovarian cancer.
Am J Clin Nutr. 2014 Nov;100(5):1344-51. doi: 10.3945/ajcn.114.088708.

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