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病気・医療

イチゴ大好きな人にグッドニュース!
あの病気を予防する!?

2015年04月07日 09時00分

 イチゴ、好きですか?イチゴが日本で出回るのは1月頃からですが、4月のこの時期は最も甘くてそして安く出回るそうです!フルーツの中でも圧倒的な人気を誇るイチゴ、その健康効果とは?


Strawberries

画像はイメージです。記事と直接の関係はありません。(写真:ShakataGaNai/クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0 非移植)

栄養満点のイチゴがすごい

 イチゴ、おいしいですよね!この時期、スーパーでもよく見かけて、とてもいいにおいがしています。イチゴにはビタミンCや葉酸などのビタミンの他、「ファイトケミカル」と呼ばれる、植物が作ることのできる栄養素を豊富に含んでいます。イチゴに含まれるファイトケミカルは、良く耳にするアントシアニンやカテキンの他にも、抗酸化成分で美白や老化防止にもよいエラグ酸、ビタミンCを助けて活性酸素と戦うケルセチンなど、美容にも健康にもとっても良い成分が含まれているのです。
 そんなイチゴですが、今回なんとがんの予防効果があることが報告されたのです!

イチゴは大腸がんにも効果あり!?

 2015年3月、米オハイオ州立大学を始めとする研究グループは、その大腸がん予防に、イチゴが効果的であるという研究の結果を報告したのです。研究グループは、マウスに大腸がんを引き起こすような薬を投与しつつ、エサの中に粉末状にしたイチゴを混ぜ込んでマウスに与えました。
 このとき、マウスを4つのグループに分け、それぞれに通常のエサ、2.5%、5%、10%のイチゴを加えたエサを与えました。

炎症をイチゴがおさえこむ

 イチゴを与えられなかったマウスは100%が大腸がんになったのに対して、イチゴを与えたマウスのグループは餌に含まれている量が多くなるほど64%、75%、44%と大腸がんにかかりにくくなったのです。
 これまでの研究から大腸がんは、がんの周囲で炎症が引き起こされることによってより悪化することが分かっていました。イチゴはその炎症を効果的におさえ込むことができ、がんのシグナルをストップさせる働きを示したのです。

 今回、マウスで大腸がんにはっきりと効果が示されたことで、今後は人でも研究が進んでいくことが期待されます。イチゴがおいしいこの時期、ぜひ恩恵にあずかりたいですね!


参考文献

Shi N et al. Strawberry Phytochemicals Inhibit Azoxymethane/Dextran Sodium Sulfate-Induced Colorectal Carcinogenesis in Crj: CD-1 Mice.
Nutrients. 2015 Mar 10;7(3):1696-715. doi: 10.3390/nu7031696.

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