• 大腸がん
  • 果物
  • がん
病気・医療

イチゴ大好きな人にグッドニュース!あの病気を予防する!?

2015年04月07日 09時00分

おいしいだけでなく栄養満点のイチゴ、病気の予防もできるなら・・・(写真:Shutterstock.com)

栄養満点のイチゴ

 イチゴ、おいしいですよね!イチゴにはビタミンCや葉酸などのビタミンの他、「ファイトケミカル」と呼ばれる、植物が作ることのできる栄養素を豊富に含んでいます。イチゴに含まれるファイトケミカルは、良く耳にするアントシアニンやカテキンの他にも、抗酸化成分で美白や老化防止にもよいエラグ酸、ビタミンCを助けて活性酸素と戦うケルセチンなど、美容にも健康にもとても良い成分が含まれているとされています。

イチゴは大腸がんにも効果あり!?

 2015年、米国のオハイオ州立大学を始めとする研究グループは、大腸がん予防に、イチゴが効果的であるという研究結果を報告しました。研究グループは、マウスに大腸がんを引き起こすような薬を投与しつつ、エサの中に粉末状にしたイチゴを混ぜ込んで与えました。

 このとき、マウスを4つのグループに分け、それぞれに通常のエサ、2.5%、5%、10%のイチゴを加えたエサを与えました。

炎症をイチゴがおさえこむ

 イチゴを与えられなかったマウスは100%が大腸がんになったのに対して、イチゴを与えたマウスのグループはエサに含まれているイチゴの量が多くなるほど64%、75%、44%と大腸がんにかかりにくくなったのです(※)。

 これまでの研究から大腸がんは、がんの周囲で炎症が引き起こされることによってより悪化することが分かっていました。イチゴはその炎症を効果的におさえ込むことができ、がんのシグナルをストップさせる働きを示したのです。

 今回、マウスで大腸がんに対する効果が示されたことで、今後は人でも研究が進んでいくことが期待されます。イチゴをおいしく食べながら、ぜひ恩恵にあずかりたいですね!


監修者

医師 石原藤樹先生
プロフィール:1963年東京都渋谷区生まれ。信州大学医学部医学科、大学院卒業。医学博士。研究領域はインスリン分泌、カルシウム代謝。臨床は糖尿病、内分泌、循環器を主に研修。信州大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科を研修の後、1998年より六号通り診療所所長として、地域医療全般に従事。

参考文献

Shi N, Strawberry phytochemicals inhibit azoxymethane/dextran sodium sulfate-induced colorectal carcinogenesis in Crj: CD-1 mice., Nutrients.


病気のリスクや体質の遺伝的な傾向が気になりませんか?
遺伝子検査MYCODEで調べる
あなたの遺伝子検査結果をみてみよう!!