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病気・医療

未来のために守りたいこと、
6つの約束で心臓病は防げる!

2015年04月15日 09時00分

 健康的な生活を送っていれば、絶対に病気にならないという保証はありません。しかし、健康のための6つの項目を守ることで、心臓病のリスクがほとんどゼロに近づく人が大きく増えるということが研究で証明されたのです。


Happy woman

健康のためにあなたができることは?(写真:iamtheo/クリエイティブ・コモンズ 表示 2.0 一般)

7万人の女性に対する20年間の調査

 心臓病とは心臓におこる疾患の総称で心疾患とも呼ばれ、この中には心筋梗塞や狭心症なども含まれます。心臓病は日本人の死亡原因の第2位であり、がんに次いで多い死因となっています。
 2015年1月5日、ハーバード大学公衆衛生学部を中心とした研究グループは米国心臓病学会誌で20年間にわたる調査結果を報告しました。研究グループは22歳から44歳の米国人女性、7万人を20年間調査し続け、食事やその他の健康上の6つの習慣を守っているかについて2年ごとのデータを蓄積して心臓病との関連を調べたのです。

彼らが調べた守るべき6つの健康習慣とは

彼らが調べた健康習慣は以下の6つでした。
1.喫煙をしないこと
 -よく言われることですが、やはり基本ですね。
2.体重を維持し、正常なBMI(25未満)でコントロールする
 -これができれば苦労はないよ、って人もいるかも?
3.少なくとも週2.5時間の運動を行う
 -1日30分程度、まずは軽い運動から始めてみては?
4.テレビを見る時間は週に7時間とする
 -毎日、連ドラ1本くらいで終了ですね。
5.適度のアルコール(1日あたり14.9g以下)習慣を保つ
 -缶ビール(350ml)だと1缶くらいの量です。
6.健康的な食事に気をつける
 -野菜や果物などを多く摂り、砂糖の入った飲み物などを控えるということなどです。

心臓の疾患にかかるリスクが92%も低い

 結果、6つの項目のすべてを守っていた女性では心臓発作のリスクがなんと92%も低いことがわかりました。女性が心臓の疾患にかかる率を考慮に入れたとしても、4分の3の人がリスクがゼロになるという計算になるそうです。さらに、糖尿病や高血圧、脂質異常症という今後心臓病にかかりやすくなるリスクも66%低かったということです。今回の研究対象は女性でしたが、男性でもおおむね同じ傾向となることが予想されます。
 これらの6つの項目、当たり前のことばかりと感じるかもしれません。ですがこの研究結果は自分の努力だけで健康を守れるということを明確に示しているのではないでしょうか。


参考文献

Chomistek AK et al. Healthy lifestyle in the primordial prevention of cardiovascular disease among young women.
J Am Coll Cardiol. 2015 Jan 6;65(1):43-51. doi: 10.1016/j.jacc.2014.10.024.

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