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病気・医療

女性が未来のために守りたいこと、6つの約束で心臓病は防げる!

公開日:2015年4月15日
更新日:2022年4月17日

未来の健康のためにあなたができることは?(写真:Shutterstock.com)

7万人の女性に対する20年間の調査

 心臓病とは心臓におこる疾患の総称で心疾患とも呼ばれ、この中には心筋梗塞や狭心症なども含まれます。心臓病は日本人の死亡原因の第2位であり、がんに次いで多い死因となっています。

 米国の研究グループは20年間にわたる調査結果を報告しました。研究グループは22歳から44歳の米国人女性、7万人を20年間調査し続け、食事やその他の健康上の6つの習慣を守っているかについて2年ごとのデータを蓄積して心臓病との関連を調べたのです。

守るべき6つの健康習慣とは

 彼らが調べた健康習慣は以下の6つでした。

1.喫煙をしないこと
 
2.体重を維持し、正常なBMI(25未満)でコントロールする
 
3.少なくとも週2.5時間の運動を行う
 
4.テレビを見る時間は週に7時間とする

5.適度のアルコール(1日あたり14.9g以下)習慣を保つ
  (350mlの缶ビールは、アルコール14g程度)
 
6.健康的な食事に気をつける

心臓の疾患にかかるリスクが92%も低い

 研究の結果、6つの項目のすべてを守っていた女性では狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患のリスクが、92%低いことがわかりました(※)。

 確認された虚血性心疾患事例のうち約73%は、健康的な生活習慣を守らなかったことが原因であると推測され、さらに、糖尿病や高血圧、高コレステロール血症といった他の動脈硬化のリスク事例の46%も、こうした生活習慣の乱れが原因であると計算されました。

 あなたは、6つの項目を守れていますか?やはり健康のためにはまず禁煙ですね。体重の維持、食事に気をつけ運動をしたり、テレビの視聴時間を少なくしたり、アルコールを控えめにしたりすることなど、全てを守るのはハードルが高いと感じる方も多いかもしれません。

 ですがこの研究結果は、自分の努力だけで健康を守れるということを明確に示しているのではないでしょうか。


監修者

医師 石原藤樹先生
プロフィール:1963年東京都渋谷区生まれ。信州大学医学部医学科、大学院卒業。医学博士。研究領域はインスリン分泌、カルシウム代謝。臨床は糖尿病、内分泌、循環器を主に研修。信州大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科を研修の後、1998年より六号通り診療所所長として、地域医療全般に従事。

参考文献

Chomistek AK, Healthy lifestyle in the primordial prevention of cardiovascular disease among young women., J Am Coll Cardiol.


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