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病気・医療

長生きは、1日2個のみかんから
果物たべて死亡リスクが4割低減も!?

2015年03月02日 10時00分

 ビタミンやミネラル、食物繊維も豊富な果物。美容や健康にもよさそうだけど、実際にどのような効果があるのでしょうか?スペインの研究チームが食物繊維と死亡率の関係について調査していたところ、なんと果物を食べている人が最も死亡リスクが低いことがわかったのです。


Citrus storei

写真はイメージです。記事と直接の関係はありません。(写真:David Shay)

 果物食べてますか?今の季節、良く出まわる果物はみかん、りんご、イチゴ、キウイ、はっさく・・・どれもおいしそうだし、ビタミンも豊富!
 果物はビタミンやミネラル、食物繊維も豊富です。そんな果物が、なんと私たちの死亡リスクを大きく下げてくれる効果を持っているようです。

これまで果物と死亡率との関係を調べた研究は少なかった

 2014年11月、アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション誌でスペインの研究チームが果物を食べている人は死亡リスクが低い、という論文を発表しました。
 野菜や果物は体に良い、とはよく言われているのですが、果物や野菜をはじめとした食物繊維の摂取と、様々な要因での死亡リスクとの関係性について長期にわたる調査をした報告はこれまでほとんどなかったようです。
 研究チームは、心臓や血管に関連する病気のリスクが高めである70代前後の比較的高齢の人、約7000名について、野菜や果物、全粒穀物を食べているかを6年間追跡調査し、8年後の死亡リスクとの関係を調べたのです。

1日あたり210gの果物で長生き

 その結果、研究が始まる前の調査でよく果物を食べていた人は、死亡リスクが低いことが判明したのです。さらに、追跡調査した食事の情報を入れて分析したところ、果物を1日当たり210g以上(例えばみかん2個分くらい)食べている人では、死亡のリスクが4割も低かったのです。死亡原因ごとのリスク低下について調査したところ、がんのリスクも下がっていましたが、心臓の病気で亡くなる危険度が最も低くなっていたそうです。

 早速、今日は何か果物を買って帰ろうかな。


参考文献

Buil-Cosiales P et al. Fiber intake and all-cause mortality in the Prevención con Dieta Mediterránea (PREDIMED) study.
Am J Clin Nutr. 2014 Dec;100(6):1498-507. doi: 10.3945/ajcn.114.093757. Epub 2014 Sep 10.

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