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病気・医療

男性ホルモンに関わる遺伝子は男性型脱毛症に影響を与える?

2015年08月25日 18時00分

 年齢とともに髪の生え際の後退や前頂部の髪のボリュームが低下する男性型脱毛症は遺伝や男性ホルモンに影響を受けます。チェコの研究グループは、前立腺がんや前立腺肥大の人において男性ホルモン受容体遺伝子と男性型脱毛症との関係を調べました。


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写真はイメージです。記事と直接の関係はありません。(写真:Sunrisezihan/クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0 非移植)

遺伝や男性ホルモンに影響を受ける男性型脱毛症

 男性型脱毛症は、思春期以降に、前頭部の髪の生え際の後退や全頂部の髪のボリュームの低下によって地肌が見えやすくなる症状をいいます。一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。
 男性ホルモン(アンドロゲン)に影響を受ける疾患は男性型脱毛症の他に、前立腺がんや前立腺肥大症などがあります。

男性ホルモン受容体遺伝子と男性型脱毛症との関連は?

 チェコの研究グループは、前立腺肥大症や前立腺がんの人の男性ホルモン(アンドロゲン)受容体遺伝子の配列と男性型脱毛症との関係を調査しました。
 前立腺肥大症もしくは前立腺がんになった309人の男性を対象に、男性型脱毛症の進行度や男性ホルモンの1つであるテストステロンのレベルや前立腺がんや前立腺肥大症の可能性の指標となる前立腺得抗原(PSA)のレベルを調べました。

前立腺肥大症の人では男性型脱毛症に関連していた?

 男性型脱毛症の症状は、予想通り、年齢とともに進んでおり、髪の毛の密度が低くなっていました。
 男性ホルモン受容体遺伝子と前立腺肥大や前立腺がんとの関係は認められませんでしたが、前立腺肥大症の人では、男性ホルモン受容体遺伝子が男性型脱毛症の進展やPSAマーカーの値に関連していることがわかりました。一方で、前立腺がんの人では、この関連は認められなかったそうです。
 また、今回の調査で、前立腺炎を併発している前立腺肥大の人はPSAマーカーの値が高く、男性型脱毛症の症状が進行しているという結果が示されました。

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参考文献
Androgenetic alopecia and polymorphism of the androgen receptor gene (SNP rs6152) in patients with benign prostate hyperplasia or prostate cancer.

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