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病気・医療

遺伝子だけじゃない!?唾液で今の健康状態がわかる時代がくるかも

2015年06月16日 09時00分

 唾液でできる遺伝子検査。あなたはもう調べましたか?ところで最近では、唾液で今の健康状態を調べることができるような研究も行われているようです。スウェーデンの研究グループは、体の中で炎症が起きると唾液中で増える物質と病気との関連を調べ、その結果を報告しました。


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写真はイメージです。記事と直接の関係はありません。(写真:Kenny Louie/クリエイティブ・コモンズ 表示 2.0 一般)

「唾液」は遺伝子検査だけじゃない!?

 自宅で手軽にできる遺伝子検査、あなたはもう調べましたか?MYCODEでも容器に唾液を入れて送るだけで手軽に疾患リスクや体質の遺伝的な傾向を調べることができます。
 心配な病気のリスクが高くなければ少し安心できるし、自分が思ってもみない意外な病気のリスクが高かったら、積極的に検査を受けたり前もって心の準備や予備知識を得ることができ、健康なうちに自分の体に目を向けて予防にむけた行動ができるのがメリットです。

 とはいえ、遺伝子検査は「今」の健康状態を知るためのものではありません。でも最近では、唾液で今の健康状態を調べる研究も行われているようです。

炎症が起きていると唾液で増える物質!?

スウェーデンのカロリンスカ研究所の研究グループは、唾液を調べることでがんや糖尿病、筋肉や関節の病気を調べられる、という報告を行いました。
 研究グループはスウェーデンに住む451人の男女に協力してもらい、唾液のサンプルを集めました。そして、唾液中の「IL-1β」「IL-8」「MMP-8」などと呼ばれる、体の中で炎症が起きると増えるたんぱく質の量を調べたのです。 
 それと同時に、健康状態や医者にかかっているかどうかなどをアンケートで回答してもらいました。

がんや糖尿病になった人との関連性が

 その結果、がんになったことのある人や腸の病気を持っている人の「IL-8」の値は、そうでない人の2倍高くなっていました。また、「MMP-8」は、心臓の手術を受けたことのある人、糖尿病のある人、筋肉や関節の病気を持つ人で上昇すると分かりました。さらに、筋肉や関節の病気を持つ人では「IL-1β」や「MMP-8/TIMP-1の比」の値も上昇することがわかったそうです。
 これらの技術はまだ研究段階ですが、将来、血を抜いたり、痛い思いをせずに気軽に健康状態を調べられるようになるかもしれません。

参考文献
Rathnayake N et al. Salivary biomarkers for detection of systemic diseases.PLoS One. 2013 Apr 24;8(4):e61356

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