• 進化
  • 遺伝子
  • 遺伝子検査
  • 歴史
  • ミトコンドリア
遺伝子

【ディスカバリー】祖先から見たあなたはどんな人?遺伝子検査でわかるあなたのルーツ!(ハプログループB)

公開日:2015年5月5日
更新日:2018年6月21日

 MYCODEディスカバリーを皆様にもっと知っていただくため、シリーズで祖先グループ(ハプログループ)の魅力をお伝えします!第一弾は冒険大好きのハプロタイプBです。冒険・チャレンジが好き!海が好き!そんな特徴を持っていたら、あなたはハプログループBかも!?彼らは一体どんな祖先グループなのでしょうか?


 大好評のMYCODEディスカバリー、あなたはもう調べましたか?皆様にもっと知っていただくため、シリーズで祖先グループ(ハプログループ)の魅力をお伝えしたいと思います!第一弾は冒険大好きのハプロタイプBです。

新しいものが好き!?ハプログループB

 ・新しいものがとにかく好き!
 ・冒険・チャレンジが好き!
 ・海が好き!
 もしもあなたがそんな特徴を持っていたら、あなたはハプログループBの一員かもしれません。
 今回ご紹介するハプログループB、一体どんな人たちなのでしょうか?

東南アジアから世界を駆け巡った!!

 ハプログループBの祖先は今から3~4万年前に、現在の東南アジア近辺で誕生したと考えられています。そして、このグループの人々はその開拓者精神で、その後太平洋の島々から南米大陸まで、全世界に広がっていったとされています。

海へ出た人々と陸路を渡った人々

 あるグループは、優れた航海術を武器に、わずか数千年の間に太平洋の島々へと拡散していきました。おそらく漁業などをして暮らしていたであろう人々が、新しい漁場を求めて次々に島を転々と開拓していき、最終的には太平洋を横断して南米まで到達したのではないかと考えられています。
 
 また別のグループは、陸路で世界を開拓していきました。ユーラシア大陸を北上し、そのままシベリアからアラスカを抜けてアメリカに拡散、南下して最終的には南米大陸にまで生息域を拡大していきました。

 つまり、同じ東南アジアを出発点としたハプログループBの人々は、太平洋横断ルートとユーラシア・アメリカ大陸縦断ルートの二つで南米大陸に到達し、南米大陸にて再会を果たしたと想像されます。
 もちろんこれは何千年もかけた旅であり、再会した人々は、自分たちが共通の祖先を持つとは夢にも思わなかったことでしょう。

冒険家の一部が日本に定住

 ハプログループBの人々は、その冒険の過程で立ち寄った日本にも、一部定住したと考えられます。いま、日本に居るハプログループBの人々は、その冒険家たちの子孫だといえるでしょう。
 もしもあなたが、人よりも冒険やチャレンジが好き、新しいものが好きであるということでしたら、それはあなたがハプログループBの子孫で、勇敢な冒険者の血を引いているからなのかもしれませんね。

あなたの祖先を知る遺伝子検査、MYCODEディスカバリー

 遺伝子を調べる事によって、あなたが日本人に多い10タイプの祖先のうち、どのような人々の血を引いているのかを明らかにすることができます。
 今回ご紹介した冒険者以外にも、北の大地でマンモスをハンティングしていたグループ、日本で始めての村を作った稲作民のグループなどがいます。
あなたがどんな血を引いているのか、気になりませんか・・・?
 
気になった方は、MYCODEディスカバリー(こちら!) をいますぐチェック!!

ハプログループとは

 ハプログループ(ミトコンドリアハプログループ)とは、人間の細胞内の “ミトコンドリア”と呼ばれる小器官のDNAの多型を用いて遺伝的に分類されるグループの事です。
 このミトコンドリアは祖母から母親、母親から自分と“母系”を伝わって代々受け継がれるため、ミトコンドリアのDNAを調べる事により、母系の系譜を辿ることができると考えられています。
 現在は様々な研究が進み、各ハプログループに属する人々の母系の祖先が、人類全体の共通祖先が生活していたアフリカからどのような経路で大陸を開拓し、日本に辿り着いたのかが少しずつ明らかになってきています。