これまでの定説を覆す新発見、化石のDNAが明らかにしたヨーロッパ人形成過程
3万年以上前の化石人骨を分析!旧石器時代の人類のDNAが明らかに
最近、3万7千年前に生きていたとされる人の骨の化石から採取したDNAを分析することで、現代のヨーロッパ人の祖先についてこれまでの常識を覆す、新たな事実がわかってきました。
解析されたのは、1954年にロシアのドン川から掘り出された「コステンキ14」と名づけられた旧石器時代の化石人骨です。
近年、化石からDNAを抽出して解析する技術が発達し、今まで不可能であった古代人の遺伝情報解析を行うことが可能になりました...