• 進化
  • 遺伝子
  • 遺伝子検査
  • 歴史
  • ミトコンドリア
遺伝子

【ディスカバリー】最古の日本人!“幻の陸地”よりやって来た、最も古い祖先を持つグループとは?

公開日:2015年5月22日
更新日:2018年6月20日

 MYCODEディスカバリーをより深くご紹介するシリーズの第3弾!!今回は日本最古の定住者とされるハプロタイプM7です。一番乗りが好き!海にロマンを感じる!そんな特徴を持っていたら、あなたはハプログループM7かも!?どこからやってきた祖先グループなのでしょうか?


               一番乗りが好きなハプロタイプM7

 大好評のMYCODEディスカバリーをより深くお伝えするシリーズ第3弾!!今回は最古の日本人こと、ハプログループM7です。

海に沈んだ“幻の陸地” の住人、ハプログループM7

・一番乗りが好き!
・南の海が好き!
・海にロマンを感じる!
もしもあなたがそんな特徴を持っていたら、あなたはハプログループM7の一員かもしれません。
今回ご紹介するハプログループM7、一体どんな人たちなのでしょうか?

発祥の地・・・“幻の陸地”、スンダランド

 ハプログループM7の祖先は今から約4万年ほど前に、現在の東南アジアのあたりに存在していた“スンダランド”と呼ばれる陸地を起源としていると考えられています。
 スンダランドは、氷河期の終わりの海面上昇によって海底に姿を消し、今では“幻の陸地”となってしまっています。

 遺跡が残っていないため当時の生活の様子を推しはかることは難しいのですが、比較的温暖な気候のもと、豊かな自然の中で生活をしていたのではないかと考えられます。そして、一部の人々が沖縄を経由して日本列島に移住をはじめ、日本に最初に定住するようになったとされています。

 このグループに属する人々は、今はなき幻の大陸からやってきた最古の日本人をルーツに持つことになります。もしもあなたが海に懐かしさを感じる事があれば、遥か昔の故郷の記憶がよみがえっているのかもしれませんね。

あなたの祖先を知る遺伝子検査、MYCODEディスカバリー

 遺伝子を調べる事によって、あなたが日本人に多い10タイプの祖先のうち、どのような人々の血を引いているのかを明らかにすることができます。
 今回ご紹介した以外に、勇敢な冒険者の血を受け継いでいるグループ日本で始めての村を作った稲作民のグループ、北の大地でマンモスをハンティングしていたグループなどがいます。
 あなたがどんな血を引いているのか、気になりませんか・・・?
 
 気になった方は、MYCODEディスカバリー(こちら!) をいますぐチェック!!

ハプログループとは

 ハプログループ(ミトコンドリアハプログループ)とは、人間の細胞内の “ミトコンドリア”と呼ばれる小器官のDNAの多型を用いて遺伝的に分類されるグループの事です。
 このミトコンドリアは祖母から母親、母親から自分と“母系”を伝わって代々受け継がれるため、ミトコンドリアのDNAを調べる事により、母系の系譜を辿ることができると考えられています。
 現在は様々な研究が進み、各ハプログループに属する人々の母系の祖先が、人類全体の共通祖先が生活していたアフリカからどのような経路で大陸を開拓し、日本に辿り着いたのかが少しずつ明らかになってきています。