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【fumfum増刊号】「ダイエット」や「記憶力」に効く香りとは・・・?

2016年06月08日 11時00分

「香りの効能」については、未だ科学的に証明されていないものも多くありますが、中には研究によって、実際にその効果が確かめられているものも増えつつあるようです。


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写真はイメージです。記事と直接の関係はありません。

「香り」に関する研究をご紹介

 MYCODE fumfumで4月に配信した「聴力」の遺伝的傾向、もうチェックしましたか?
 「聴力」の項目では、聴力の個人差と関連する遺伝子型についてご紹介しました。

 「聴力」以外の「五感」に関しても、遺伝子との関連を調べる研究は進んでいます。例えば「嗅覚」。MYCODE fumfumでは、「嗅覚」に関する項目はまだ配信していませんが、研究によると、「パクチー」の香りの好みなどは、遺伝子が関係していることが分かっています。(筆者は苦手です・・・)

 「嗅覚」といえば、近年「アロマテラピー」が注目されていますよね。香りにより心身に様々な効果を期待するアロマテラピーの歴史は古代ギリシャやローマにまで遡るようです。
 「香りの効能」については、未だ科学的に証明されていないものも多くありますが、中には研究によって、実際にその効果が確かめられているものも増えつつあるようです。

 今回のfumfum増刊号では、香りに関するユニークな研究をご紹介します。

爽やかなペパーミントの香りでダイエット

 米国ホイーリングイエズス会大学の研究グループは、香りと食欲減退との関係を調べる研究を行いました。研究グループはボランティアを募集し、5日間、2時間おきにペパーミントオイルの香りを嗅いでもらうという生活を続けてもらいました。その結果、ボランティアの平均摂取カロリーは3,485kcalも減っていたそうです。また、いつもよりも空腹感を感じないまま過ごせたという声があったようです。

 研究グループは、ペパーミントオイルの強い香りにより、食欲が紛わされ、別の物事への集中力が維持されるのではないかと推測しているようです。尚、ミント味の飴やガムよりも、精油を嗅いだほうが効果が出るとのこと。

 ちなみにペパーミントオイルは、嗅ぐだけで体感温度が4℃も下がると言われています。ダイエットもできて涼しくなれる、かなりエコな香りかも・・・!?

記憶力向上のためには、香りと睡眠の組み合わせが有効!?

 ドイツのリューベック大学の研究グループによると、香りと睡眠を効果的に組み合わせることで、記憶力を高められるそうです。

 研究グループが行ったのは、このような実験でした。
①バラの香りを嗅いでもらいながら対象者にカードの配列を覚えてもらう
②寝ている間にバラの香りを嗅いでもらう
③翌日、カードの配列をどのくらい正確に覚えているかについて、何の香りも嗅いでいない対象者と比較する

 その結果、睡眠中にバラの香りを嗅いだグループは、嗅いでいないグループに比較して10%以上も正答率が高かったそうです。

 試験の前日などには、バラのアロマを嗅ぎながら眠ると良いのかも!?



参考文献
Wheeling Jesuit Student Finds Link Between Behavior and Odors
Sleep inspires insight
引用した写真 Karen/クリエイティブ・コモンズ 表示 2.0 一般

関連するMYCODE fumfumの項目はこちら
聴力
痩せやすさ
記憶力(言語性)


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