食事・生活

病気に関する情報、ダイエット、生活習慣や健康に関する情報、そして遺伝子に関する情報など、幅広い医療・健康情報の中から、食事・生活に関する情報をお届けします。

つらい前立腺がんの治療、少しでも楽にするにはあの運動!の画像食事・生活

つらい前立腺がんの治療、少しでも楽にするにはあの運動!

 がんの治療をしていく上で、症状や治療の副作用によって生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)が低下することがあります。

 アメリカのノースウエスタン大学の研究グループは、非転移性の前立腺がんと診断された約2千人を対象にして、診断を受けた後の運動と健康関連クオリティ・オブ・ライフ(尿失禁、排尿障害、活力、ホルモンなど)との関連を調べました。
激しい運動は逆効果
 その結果、効果は小さいものの、ウォーキングなど軽く体を動かすことにより活力やホルモン機能のスコアが高くなることがわかりました(※)...

【医師によるコラム】コーヒーで寿命が延びるのは何故か?の画像食事・生活

【医師によるコラム】コーヒーで寿命が延びるのは何故か?

 医師の石原藤樹先生によるスペシャルコラムをお届けします!

 今回は「コーヒー」に関するお話です。日本の研究グループは、習慣的なコーヒー摂取と主要な死因との関係を明らかにするために、日本人約9万人を対象とした大規模な調査を行ったそうです。
コーヒーを飲むことにより心臓病や脳卒中、肺疾患による死亡リスクが減少
 こんにちは。六号通り診療所の石原です。

 先日コーヒーで寿命が延びる、というような報道がされました...

あの野菜に悪玉コレステロールを減らす効果があった!?の画像食事・生活

あの野菜に悪玉コレステロールを減らす効果があった!?

 ブロッコリーをはじめとするアブラナ科の野菜を多く取り入れた食事により、血液中の悪玉(LDL)コレステロールの量を減らすことができるといわれています。

 これは、これらの野菜に多く含まれている「グルコラファニン」という物質を体内にとり込んだ効果だと考えられています。
悪玉コレステロールを効果的に下げるには!?
 そこで、グルコラファニン含量が高められた品種がアブラナ属の野生種との交配により作り出されました。このブロッコリーの商品名は「ベネフォルテ」と名付けられ、普通のブロッコリーよりもグルコラファニンを2.5~3倍多く含むそうです...

中性脂肪や更年期障害に悩む女性の救世主は、「トマトジュース」!?の画像食事・生活

中性脂肪や更年期障害に悩む女性の救世主は、「トマトジュース」!?

 トマトは血液をサラサラにしてくれたり、お酒を飲んだときに、血液中のアルコールをさげてくれるなど、健康の促進や病気を未然に防ぐ効果があると報告されています。そんなトマトに、更年期障害の症状をやわらげてくれる効果があることがわかりました。
女性にとってはつらい更年期障害
 更年期障害は、閉経の前後の時期におこるさまざまな体調の不調の症状をいいます。主な症状は、のぼせ、発汗、動悸、冷えといった自律神経症状、不眠、興奮、うつ、いらだちなどの精神症状、肩こり、腰痛、関節痛など多岐にわたります。症状の程度は個人差がありますが、7,8割の人が何らかの不調を訴えているそうです...

運動は腸内細菌に良い影響を与える!?の画像食事・生活

運動は腸内細菌に良い影響を与える!?

健康に影響を与える腸内の微生物
 私たちの腸内には数百種、百兆個に及ぶ多種・多様な細菌が住んでおり、それらは集合体を形成しています。

 この細菌の塊は腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)または腸内フローラとよばれ、肥満やアレルギー、皮膚疾患、脳、神経系疾患など様々なにも影響を与えることがわかってきました。また、腸内にいる微生物の種類も重要で、微生物の多様性が少なくなると自閉症や胃腸の病気のリスクが高くなることが報告されています...

【5月31日は世界禁煙デー】禁煙しようと思った理由ランキング、1位は意外?当たり前!?の画像食事・生活

【5月31日は世界禁煙デー】禁煙しようと思った理由ランキング、1位は意外?当たり前!?

 5月31日は世界禁煙デーです。日本では、5月31日~6月6日を禁煙週間として定め、禁煙の実施が呼びかけられています。
 たばこが健康に悪影響を与えることは多くの研究からも明らかになっており、がんや循環器等の生活習慣病のリスクを下げるためにも禁煙は不可欠です。
喫煙者の割合は減っているのか?
 現在、たばこを吸っている人はどのくらいいるのでしょうか?
日本たばこ産業の報告では、成人男性の平均喫煙率は年々減少しており、2014年は30.3%でした。これは、昭和41年の83.7%に比べ53ポイントも減少していますが、諸外国と比べると、未だ高い状況にあります...

【5月31日は世界禁煙デー】なぜたばこをやめることができないのか。喫煙者に潜むニコチン依存症の危険性の画像食事・生活

【5月31日は世界禁煙デー】なぜたばこをやめることができないのか。喫煙者に潜むニコチン依存症の危険性

5月31日~6月6日は禁煙週間です。

たばこは体に悪い、やめたいと思っていてもなかなかやめられない。なにか原因があるのでしょうか?
禁煙に失敗した理由
 ファイザー株式会社は全国47都道府県9,400人の喫煙者を対象にたばこに関する意識調査を行いました。たばこを吸っている人はどのような理由で禁煙を断念したのでしょうか?
第5位 自分の周りに喫煙者が多かったから
 せっかく禁煙しようと思っても、誘惑が多い中での禁煙は難しいようです。
第4位 本気でやめたいと思っていなかったから
 ご本人が本気でやめたいと思っていないと難しいです・・・...

喫煙でリスク増大!?メタボと同じくらい怖い「ロコモ」って知っていますか?の画像食事・生活

喫煙でリスク増大!?メタボと同じくらい怖い「ロコモ」って知っていますか?

「ロコモ」で寝たきりや要介護に!?
 ロコモティブシンドローム、略してロコモをご存知でしょうか。ロコモは運動器症候群のことで、痛み、麻痺、骨折などで体が思うように動かなくなる状態のことをいいます。最終的には寝たきりや要介護につながるため、メタボと同じくらい気をつけるべき、と考えられているのです。
喫煙との関係を調査
 運動器症候群の中の一つに、加齢とともに筋肉量が減っていく「サルコペニア(筋肉減少症)」という現象があります。チェコ共和国の研究グループは、たばこと筋肉減少症の関連を調べた結果を報告しました...

どのくらい運動すれば健康的?適度な運動量が知りたい!の画像食事・生活

どのくらい運動すれば健康的?適度な運動量が知りたい!

適度な運動ってどのくらい!?
 「健康になるためには運動」。よく聞く言葉です。でも、健康のための運動って一体どのくらいすればいいのでしょうか?やりすぎは良くないのでしょうか?
運動すればするほどいいのか、やりすぎは良くないのか
 2008年のアメリカの身体活動ガイドラインでは、ウォーキングなどの軽い運動では週に150分くらい、ランニングなどでは週に1時間程度の運動量が推奨されており、この2倍の運動をするとさらに良いとされています。

 しかし、運動量が多ければ多いほど健康に良いのかどうかは、はっきりした証拠は示されていませんでした...

コーヒー豆の皮でアンチエイジング!?焙煎の時に捨てられる薄皮に意外な効果の画像食事・生活

コーヒー豆の皮でアンチエイジング!?焙煎の時に捨てられる薄皮に意外な効果

 「植物由来成分」や「天然抽出エキス」を含んだ化粧品やシャンプーは、よく目にすることがあります。ヒアルロン酸、イソフラボン、コラーゲン、コエンザイムQ10などが入った商品を使っている人も多いのではないでしょうか。

 ポルトガルの研究グループは、コーヒーの薄皮成分について、化粧品成分としての有効性を検討しました。
着目したのは、コーヒー豆の薄皮に含まれている成分
 リラックスしたい時などに、よく飲まれているコーヒー...