食事・生活

病気に関する情報、ダイエット、生活習慣や健康に関する情報、そして遺伝子に関する情報など、幅広い医療・健康情報の中から、食事・生活に関する情報をお届けします。

肥満やメタボに効く新薬候補の物質を発見!?の画像食事・生活

肥満やメタボに効く新薬候補の物質を発見!?

肥満改善薬の登場?
 肥満や糖尿病は、健康の妨げや寿命が短くなる要因となるうえ、医療費の面からも大きな社会問題となっています。

 2015年、米国ソーク研究所の研究グループは、脂肪燃焼やカロリー消費に効く新しいタイプの薬を開発したと報告しました。
腸での脂肪の吸収のしくみに着目
 研究グループは、肥満対策の薬の開発のために、「胆汁酸」による脂肪燃焼のしくみに着目しました。

 胆汁酸は、食物として腸に入ってきた脂肪の吸収を促進する体内物質として知られています...

運動は面倒、なんて言ってられない!?体力がある人と、高血圧リスクの関係の画像食事・生活

運動は面倒、なんて言ってられない!?体力がある人と、高血圧リスクの関係

ランニングマシンを使った大規模な試験
 米国ジョンズ・ホプキンス大学心臓病予防センターを含む研究グループは、運動が健康に及ぼす影響についての研究成果を報告しました。

 彼らは、1991年から2009年に行われた参加者約5万7000人(平均年齢53歳、女性49%)の大規模な試験において、「トレッドミル試験」と呼ばれるランニングマシンを使った体力測定結果と血圧との関係について調べたのです。

 研究グループは酸素の取り込み量を「METs」と呼ばれる単位で測定しました。この体力測定時に、どのくらいの運動強度に達したかをMETsで表すことで、体力の指標としました...

大豆のちょっといい話、「ハンバーグ」より「豆腐ハンバーグ」でメタボ解消できる!?の画像食事・生活

大豆のちょっといい話、「ハンバーグ」より「豆腐ハンバーグ」でメタボ解消できる!?

大豆は災いや病気を追い払う!?
 日本において大豆や大豆を使った食品は、馴染み深く、毎日食べているという方も少なくないのではないでしょうか。

 昔から大豆は、米、麦、粟(あわ)、稗(ひえ)とともに「五穀」とされ、とても大切な作物の一つとされてきました。また、豆は「魔滅(まめ)」という当て字も使われるなど、災いや病気を滅ぼす力が秘められているとも考えられてきたのです。

 実際、大豆には体に良い栄養分がとてもバランス良く含まれており、病気を吹き飛ばすパワーがあるといえるのかもしれません...

コーヒーと紅茶でどんながんも予防可能!?の画像食事・生活

コーヒーと紅茶でどんながんも予防可能!?

コーヒー、紅茶はがん予防に効果あり? 効果なし?
 皆さんの中には、コーヒーや紅茶を毎日飲んでいる、という方も多いのではないでしょうか?これらの飲み物については、多くの研究から様々な健康への効果が期待されています。

 中でもがんについては、これらの飲料の与える影響についての研究は活発で、がんの種類によって効果があるといわれているものや、ないといわれているもの、様々な研究が報告されています。

 MYCODEトピックスでも、以前に「女性必見!女性特有のがんのリスクを下げる食品が判明」で、紅茶が卵巣がん予防に効果的、という報告をお知らせしました...

食習慣にも遺伝子の影響が?コーヒーを飲む量と遺伝子の関係の画像食事・生活

食習慣にも遺伝子の影響が?コーヒーを飲む量と遺伝子の関係

「一日で飲むコーヒーの量」は何で決まっているのか?
 コーヒーは世界中で最も愛されている飲み物の一つです。一日に何杯かコーヒーを飲んでいる方は多いのではないでしょうか?

 それでは、多くの人は一日にどれくらいコーヒーを飲んでいるのでしょうか。コーヒーを飲む量は国によっても異なり、平均すると米国人はコーヒーを1日におよそカップ2杯程度しか飲まないのに対し、ヨーロッパ人の多くは少なくとも1日にカップ4杯は飲んでいるそうです。身の回りでも、コーヒーをよく飲む人と全く飲まない人、様々ですよね...

食べ方次第で肥満体質に!?あなたのその食べ方、大丈夫?の画像食事・生活

食べ方次第で肥満体質に!?あなたのその食べ方、大丈夫?

腸内が肥満菌に支配されてしまう!?
 「腸内細菌」や「腸内フローラ」といった言葉、聞いたことありますか?腸内にどのような細菌の集団がいるか、ということが肥満や糖尿病など様々な健康状態に関係すると考えられています。肥満の人の腸内には脂肪を溜め込みやすい、いわゆる「肥満菌」が多く存在するといわれており、腸内細菌の状態は一つの健康指標ともなりうるかもしれません。

 2014年、米国の研究グループは、1日中高脂肪食を食べて続けていることで、腸内細菌が肥満につながるような、「肥満菌」に支配されかねないという報告をしました...

頭が良くなり、メタボ改善にも効果的!?意外と身近な「神の飲み物」の画像食事・生活

頭が良くなり、メタボ改善にも効果的!?意外と身近な「神の飲み物」

「神の飲み物」の正体・・・それはココアです!
 寒い日には、温かいココアが特においしく感じますよね。ココアの語源は、中央アメリカ、古代マヤ文明の「神の飲み物;カカワkakawa」なのだそうです。その語源から想像できる通り、ココアは体を温める効果を始めとして、免疫力を上げたり、腸内細菌バランスを良い状態に保ったり、炎症を抑えたりする効果があるということが、これまでの研究によりわかってきています。

 それらの健康に良い効果をもたらすココアの成分のうち、とりわけ大事なのは「フラバノール」と呼ばれるポリフェノールの一種なのだそうです...

あなたは大丈夫?暴飲暴食が引き起こす病気への片道切符の画像食事・生活

あなたは大丈夫?暴飲暴食が引き起こす病気への片道切符

肥満は万病のもと!?あなたも肥満度を計算してみよう!
 厚生労働省の調べによると、日本では、20~60代の男性および40~60代の女性の4人に1人が肥満なのだそうです。

 肥満度は、通常次のように計算した「BMI(Body mass index)値」で判定されます...

たばこ病の人に禁煙を勧めるとき、注意したいこととは?の画像食事・生活

たばこ病の人に禁煙を勧めるとき、注意したいこととは?

たばこ病とも呼ばれる「COPD」
 慢性閉塞性肺疾患(COPD)を知っていますか?COPDは、以前は慢性気管支炎や肺気腫などと呼ばれていた病態を、主に喫煙による肺の変化として、まとめて付けた病名です。いわゆる「たばこ病」で、主にたばこが原因で、肺や気管支が炎症を起こしてしまう病気です。COPDは、正しく呼吸ができず、せきやたん、息切れなどがおこる、苦しい病気です。

 残念なことに、一度発症すると元の健康な肺には戻れない、不治の病です。なので、治療は病気の進行を防ぐことと、症状を和らげ生活の質(QOL)を上げるためにおこないます...

炭酸好きは要注意!炭酸飲料が引き起こす怖い病気とは?の画像食事・生活

炭酸好きは要注意!炭酸飲料が引き起こす怖い病気とは?

飲みすぎ注意!炭酸飲料
 炭酸飲料。時々無性に飲みたくなるとき、ありませんか?お風呂上りなど、飲むとスッキリサッパリ、実においしいですよね。でも、砂糖入りの炭酸飲料は、たくさん飲むと「2型糖尿病」「心臓病」などの、慢性炎症性疾患のリスクが高まることが既に知られています。

 このたび、さらに関節リウマチのリスクも高めるという報告が、ハーバード大学医学部関連病院のチームにより、昨年9月に発表されました。
炭酸飲料とリウマチの調査
 関節リウマチは、本来自分の体を守るために備わっている「免疫」が異常になり、関節が腫れたり痛んだり、悪くなると変形したりする病気です...