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赤にする?白にする?
がんに効くワインはこっち!

2015年01月14日 09時00分

がん予防の効果があるのは、赤ワイン?それとも白ワイン?(写真 Tournesol/クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0 非移植)

がんは口やのどにもできる?

 皆さんは、口やのどの中にもがんが出来ることを知っていますか?口腔がんや咽頭がんというのですが、こういった首から上の、耳鼻咽喉科でみてもらうような部分に出来るがんをひっくるめて、「頭頸部扁平上皮がん」と言います。
 アメリカではがん全体の約6%、日本では約5%がこの、頭頸部扁平上皮がんであると言われています。

 普通、このがんは、外科手術で取り除いた後に、放射線や抗がん剤で治療することになります。しかし、再発しやすかったり治療が効きにくいタイプのがんがあったり、なかなか悩ましいがんの1つとなっています。

赤ワイン成分「レスベラトロール」

図:レスベラトロール

 話は変わりますが、赤ワインに含まれる、レスベラトロールという成分を知っていますか?これはポリフェノールの一種で、ブドウの皮に含まれているので、白ワインには含まれていません。動脈硬化や肥満に効くとして、サプリメントも販売されています。

 このレスベラトロールが、頭頸部扁平上皮がんに効くという報告が、昨年12月、米国コロラド大学薬学部の研究グループにより発表されました。

がんを一歩手前でストップ!

 研究グループによると、レスベラトロールは、がんになる一歩手前の状態からがんになろうとするときに、がん細胞が増えるのに関与する酵素を作るのを邪魔して、結果的に細胞を死に追いやっていたとのことでした。

 他にもいくつか、レスベラトロールががんを抑えたという報告が出てきています。赤ワイン好きにはうれしい報告ですね!
 でも、いくら体に良いとは言っても、飲みすぎは禁物です!お酒は楽しく、ほどほどに!


参考文献

Shrotriya S et al. A perspective on chemoprevention by resveratrol in head and neck squamous cell carcinoma.
Adv Exp Med Biol. 2015;815:333-48. doi: 10.1007/978-3-319-09614-8_19.

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