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食事・生活

焙煎する過程で捨てられるコーヒー豆の皮に美容効果を発見!?

2015年05月20日 09時00分

 私たちがリラックスしたい時などに飲んでいるコーヒー。コーヒー豆を焙煎する過程で捨てられてしまう薄皮の新たな利用法の可能性が報告されました。


186 silverskin

画像はイメージです。記事と直接の関係はありません。

 「植物由来成分」や「天然抽出エキス」を含んだ化粧品やシャンプーをよく目にするようになりました。化粧品では、ヒアルロン酸、イソフラボン、コラーゲン、コエンザイムQ10などが入った商品を使っている人は多いのではないでしょうか。
 今回、ポルトガルのポルト大学が化粧品成分としての有効性を検討したのはコーヒーの成分。

着目したのは、コーヒーの薄皮に含まれている成分

 コーヒーを飲んだときの効果を検証する研究は多く行われていますが、研究グループが着目したのは、コーヒー豆を焙煎する過程で大量に出てくるコーヒー豆の薄皮「コーヒーシルバースキン」。この薄皮に含まれている成分を複数の方法で抽出し、全フェノール含量、フラボノイド含量、抗酸化活性、血液の抗酸化力、抗菌活性、細胞毒性作用を調べました。

コーヒーの皮でアンチエイジング!?

 その結果、コーヒー豆の薄皮には抗酸化力の強い没食子酸(gallic acid)やカテキンが含まれていることがわかりました。抽出した物質の抗酸化力や抗菌活性は強く、ヒトの細胞に対する毒性は認められませんでした。
 研究グループは、将来この抗酸化力を利用して、アンチエイジングの化粧品などがつくれるのではないかと考えているのです。

 肌につけたときの有効性を確かめる必要がありますが、コーヒー豆を焙煎する過程で処分されるコーヒーの薄皮の新たな利用法の開発が期待されます。

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参考文献

Rodrigues F et al. Coffee silverskin: a possible valuable cosmetic ingredient.
Pharm Biol. 2015 Mar;53(3):386-94. doi: 10.3109/13880209.2014.922589. Epub 2014 Dec 4.

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