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食事・生活

コーヒーと紅茶でどんながんも予防可能!?

2015年01月30日 12時00分

皆さんの中には、コーヒーや紅茶を毎日飲んでいる、と言う人も多いのではないでしょうか? これらの飲み物については、多くの研究から様々な健康への効果が期待されています。


コーヒーと紅茶。日ごろから愛飲する人も多いはず(写真 : User:notnarayan/クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0 非移植)

コーヒー、紅茶はがん予防に効果あり? 効果なし?

皆さんの中には、コーヒーや紅茶を毎日飲んでいる、と言う人も多いのではないでしょうか? これらの飲み物については、多くの研究から様々な健康への効果が期待されています。なかでもがんについて、これらの飲料の与える影響についての研究は活発で、がんの種類によって、効果があるといわれているものや、ないといわれているもの、様々な研究が報告されています。

MYCODEトピックスでも、紅茶が卵巣がん予防に効果的、という報告を以前にお知らせしました。また、コーヒーについても、前立腺がんや、上部気道消化管がん(口、のど、食道の上部分にできるがん)についての予防効果が報告されたばかりです。

しかし一方で、胃がんについては、むしろコーヒーでリスクが高まるという報告もあり、コーヒーや紅茶が、がんに対してどのような効果を持つのか、まだまだ分からない事も多いというのが現状のようです。

悪性の皮膚がんであるメラノーマとの関連

そんな中、米国マサチューセッツ州立大学アムハースト校の研究グループは、悪性の皮膚癌の一種で、生存率が低く、他のがんと比べても厳しいと知られる「メラノーマ」の発症リスクについて、紅茶やコーヒーの摂取量との関係について調査しました。これは大規模な調査で、調査の結果は2014年10月16日、がんの予防効果についての医学誌であるヨーロピアン・ジャーナル・オブ・キャンサー・プリヴェンション誌オンライン版で報告されました。

果たして、コーヒーや紅茶の効果は・・・?

研究グループは、6万6484人の閉経後の女性を対象に3年間の追跡調査を行い、コーヒーおよび紅茶をどれくらい飲むかをアンケートしました。その上で、メラノーマにかかったかどうかとの関連性について調べました。

結果からいうと、今回の調査ではコーヒーを毎日飲む人または紅茶を毎日飲む人と、それぞれを毎日は飲まない人の間にはメラノーマのリスクに大きな差があるとは言えなかったようです。コーヒーを毎日飲むと報告した人は、ある時点ではリスクが低下する傾向が見られたものの一貫性がなく、はっきりとしたことは明らかになりませんでした。
研究者たちはコーヒーや紅茶を飲む量が増えた場合についても調査しましたが、メラノーマのリスクに対して意味のある傾向は認めることができなかったようです。

残念ながら今回の報告では、メラノーマに対するはっきりした効果は証明できなかったようですが、最初にもお伝えしたように、他のがんや生活習慣病ついては予防効果が報告されています。
コーヒーも紅茶も毎日の生活に取り入れやすいものだけに、今後も研究の成果について、注目していきたいところです。


参考文献

Coffee, tea, and melanoma risk among postmenopausal women.
Eur J Cancer Prev. 2014 Oct 16. [Epub ahead of print]

Coffee and green tea consumption is associated with upper aerodigestive tract cancer in Japan.
Int J Cancer. 2014 Jul 15;135(2):391-400. doi: 10.1002/ijc.28653. Epub 2013 Dec 17.

Coffee consumption and risk of prostate cancer: an up-to-date meta-analysis.
Eur J Clin Nutr. 2014 Mar;68(3):330-7. doi: 10.1038/ejcn.2013.256. Epub 2013 Dec 4.

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