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食事・生活

食べ方次第で肥満体質に!?
あなたのその食べ方、大丈夫?

2015年01月23日 16時00分

 「腸内細菌」や「腸内フローラ」といった言葉、聞いたことありますか?最近、腸の「細菌」がさまざまな病気に関係するという研究が注目されています。これらによれば、肥満の人の腸には「肥満菌」もしくは「デブ菌」が住んでいるとも言われているそうなのです。2014年12月、アメリカの研究グループが、1日中高脂肪食を食べているときにこの腸内細菌がどうなるのかについて報告しましたのでお伝えします。


食べ物だけでなく、食べ方も重要なようです。(写真 Peg93/クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0 非移植)

腸内が肥満菌に支配されてしまう!?

最近、腸内の「細菌」が肥満や糖尿病に関係するという研究報告が次々と出てきており注目されています。肥満の人の腸内には脂肪を溜め込みやすい、いわゆる「肥満菌」が多く存在するといわれており、腸内細菌の状態は一つの健康指標ともなりうるかもしれません 

今回、1日中高脂肪食を食べていると、腸内細菌が肥満につながるような、「肥満菌」に支配されかねないという報告がありましたのでお知らせします。2014年12月2日、米ソーク研究所とカリフォルニア大学サンディエゴ校のアミール・ザリンパー氏らの研究グループが、セル・メタボリズム誌で、食事と空腹のサイクルと腸内細菌との間の関連について報告しています。

食べる内容と食べる時間を変えて比較

研究グループは、ネズミを3グループに分けてエサの内容と食べる時間を変化させ、4時間ごとに腸内細菌の内訳を比較しました。3グループのうち、1グループは通常のエサを通常のペースで食べさせ、ほかの2グループは脂肪の多いエサを食べさせました。
脂肪の多いエサを食べさせるグループのうち、1つのグループでは昼夜によらず1日中自由にエサを食べさせ、もう1グループではネズミが活動を行う夜だけ食べさせ、昼は制限するという変化を付けました。

脂肪の多い食事のダラダラ食べが 一番まずい!

その結果、エサの内容と取り方で腸内細菌の種類に大きな変化が出てくることが判明しました。

通常のエサを食べたグループでは、複数の腸内細菌が混ざり合うように存在しており、肥満につながるタイプの細菌が支配的になる事はありませんでした。
一方で、脂肪の多いエサを一日中、昼夜かまわず食べ続けたグループは、腸内細菌の種類が少なく、かつ肥満につながるタイプの細菌に支配されていることが明らかになりました。
しかし、同じく脂肪の多いエサを食べたグループでも、エサを食べない時間を作ったグループでは、脂肪は多かったものの、腸内細菌の種類は増えており、通常のエサのグループほどではないものの、肥満につながる腸内細菌も少ないことが分かりました。

今回の結果を参考にすれば、食事の内容だけでなく、延々と食べ続けないということも大切だということが言えるかもしれません。肥満が気になる人は、カロリー計算だけでなく、食事の時間にも気を配ってみてはいかがでしょうか?

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参考文献

Zarrinpar A et al. Diet and feeding pattern affect the diurnal dynamics of the gut microbiome.
Cell Metab. 2014 Dec 2;20(6):1006-17. doi: 10.1016/j.cmet.2014.11.008.

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