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【管理栄養士コラム】土用の丑の日はやっぱりうなぎ!蒲焼にひと手間加えて美味しく食べられる方法は?

2015年07月23日 13時00分

 土用の丑の日といえば「うなぎ」です。管理栄養士がうなぎの栄養や蒲焼を使ったレシピをご紹介します。


夏に食べたくなるうなぎの蒲焼!うな丼以外の食べ方もご紹介(写真:Shutterstock.com)

 明日は、土用の丑の日です。土用の丑の日は、土用(五行に由来する暦の雑節)の間のうち十二支が丑の日のことで、夏だけでなく春夏秋冬にあります。今年は7月24日と8月5日になります。

土用の丑の日といえば「うなぎ」

 うなぎは栄養価の高い食材です。皮膚や粘膜を助けるビタミンAや、カルシウムの吸収を助け、骨を強くするビタミンDも豊富に含まれます。

 おいしさを引き立てるうなぎの脂には、中性脂肪を低下させる作用のあるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)などのn-3系不飽和脂肪酸も多く、うなぎの蒲焼半身(約80g)で1日の摂取目標量がとれます(※)。

うなぎといえば、蒲焼!?

 うなぎといえば、立派なうなぎの蒲焼がのった「うな丼」や「うな重」が代表格です。「土用の丑の日はやっぱりこれ!」という方も多いのではないでしょうか?

 名古屋名物「ひつまぶし」は、うなぎの蒲焼を刻んでお櫃に入れたご飯にまぶしたものです。まずはそのままで、二杯目はネギやのり、ワサビなどの薬味を入れて、最後はお茶漬けと、3度おいしい食べ方ですね。

うなぎの蒲焼をふっくら温める方法

 市販のうなぎの蒲焼を買ってきたとき、どのように温めていますか?レンジで温めると硬く、ゴムのようになりがちです。せっかくですから、ふっくら温めたいですよね。

 軽くお酒をふりかけてアルミホイルでしっかり包んでオーブントースターや魚グリルで温めると、水分を逃がすことなくふっくら仕上がります。お酒を使うことで、魚のいやな臭みも軽減できます。

 クッキングシートに蒲焼を包み、炊飯器で炊き上げたごはんの上にのせ、ふたをしてしばらく蒸らすという手軽な方法もあります。

蒲焼以外の食べ方は・・・

 少し気分を変えて違う食べ方をしたいという方には、「う巻き」や「うな玉」、「うざく」などがおすすめです。

う巻き

【作り方】
①卵を割ってサッとほぐし、合わせ調味料の材料と合わせておく。

②卵焼き器を強めの中火に熱しサラダ油を薄くしき、卵液をお玉一杯程度入れ手早くなべ全体にひろげる。卵焼き器の向こう側に切りなぎをのせ、芯にして手前にむかって卵を巻く。

③卵を向こうによせ、再び油をしいて卵液を流し同様に巻く。この作業を3~4回繰り返す。

・うなぎと一緒に青しそを巻くと、色目も美しく仕上がります。
・巻きすを使って形を整えると、ワンランク上の見た目で料亭風に。

うざく

 夏の暑さで食が細くなりがちなときは、さっぱりと栄養価の高いものとりたいですね。うなぎの蒲焼を使った酢の物はいかがでしょうか?

【作り方】
①うなぎのかば焼きは幅1cmに切る。きゅうりは両端を切り落とし、片端から薄い斜め切りにする。ボールにきゅうりを入れてしょうゆをたらし、手でかるくもんで、3~4分おいてから水気を絞る。

②別のボールに三杯酢の材料を入れてよく混ぜ合わせ、うなぎときゅうりを加えて全体をまんべんなくあえる。冷蔵庫で5分ほど冷やし、器に盛っていただく。

・好みで千切りのしょうがや白ゴマをのせると、また食が進みますね。

 ところで、土用の丑の日にうなぎを食べる習慣はいつ頃から始まったのでしょうか?私たち日本人はかなり昔からうなぎを食べていたようで、万葉集には、夏やせを心配した知人にうなぎを食べるようにすすめている和歌が収められているそうです。元気の出る食べ物を食べて暑い夏を乗り切りたいですね。


参考文献

厚生労働省, 日本人の食事摂取基準2015年版


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