疾患系

受験生にも効果的!?
アレを食べれば、視界はっきり、記憶しっかり

2015年02月10日 14時00分

緑黄色野菜に多く含まれているルテインという栄養素について、視力を助ける役割だけでなく子供や大人の言語力、学習能力、記憶力に良い影響を及ぼすという効果がわかってきたそうです。


Vegitables

緑黄色野菜の「ルテイン」で、見えるテイン、判るテイン♪ (写真:Dana Payne/クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0 非移植 )

緑黄色野菜に多く含まれていると知られるカロテンの一つ「ルテイン」という栄養素について、米国ボストン、タフツ大学のエリザベス・J・ジョンソン氏が栄養学の国際誌ニュートリション・レビューズ誌2014年9月号で発表しました。

目を形成するために大切な栄養素

研究グループは、「ルテイン」とそれによく似た「ゼアキサンチン」の効果について最近の報告から総説をまとめています。ルテインとゼアキサンチンは目の奥にある黄斑部を形成する重要な成分で、視力を助ける役割についてはこれまでからもよく知られてきました。それだけでなく、ルテインは子供や大人の認知力に影響を及ぼすという効果がわかってきたのです。

ルテインは子供の脳の成長に不可欠!

彼らは、ルテインが人間の脳組織にとって必要不可欠な栄養素であることがわかってきたと述べています。脳において抗酸化、炎症を鎮める作用を持っている可能性があるのです。
子どもの脳では、ルテインが大人の脳の場合と比べて2倍存在しているそうです。ルテインの割合がこれほど大きいのは、成長時の神経の発達にルテインが必要だからと考えられるのです。

大人の認知能力にもルテインが効果あり

さらに、大人においても、食べ物からのルテインの摂取が認知能力を高める効果があることがわかってきたようです。リコピンやレチノールなどを含む何種類かの脳内カロテンの量と認知能力について、80歳以上の高齢の人たちを使ったテストを行ったところ、ルテインとゼアキサンチンだけが言語、学習能力、記憶力などの能力と関連していたようです。

ルテインが多く含まれる野菜は、ズバリ

最近目が疲れるだけじゃなく物覚えも悪いかも・・・、なんてあなたは是非ルテインを!ルテインは体内では作られないので食べ物から摂ることしかできません。ぜひ野菜を食べてはっきり、しっかりな生活を送りましょう。
ルテインはケール、ほうれん草、ブロッコリー、キャベツ、かぼちゃ、インゲンなどに多く含まれています。ルテインの摂取量の目安は6mg以上とされていますが、調理や消化されるまでに減ったりすることを考えると1日あたり10~20mgくらいとると良いとも言われています。調理したほうれん草一束は14~20mg、ブロッコリーは一株あたり4.3mgくらいと言われているので是非目安にしてみてください!


参考文献

Johnson EJ. Role of lutein and zeaxanthin in visual and cognitive function throughout the lifespan.
Nutr Rev. 2014 Sep;72(9):605-12. doi: 10.1111/nure.12133. Epub 2014 Aug 8.

この記事を友達に教える
脳血管性認知症やアルツハイマー病のリスクが気になりませんか?
遺伝子検査MYCODEで調べる
あなたの遺伝子検査結果をみてみよう!!