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痛風の治療のために効果的な薬の飲み方とは?

2015年12月08日 18時00分

風が吹くだけでも痛いとして名づけられた「痛風」。一度発症したら治らないために、ずっと薬を飲み続ける必要がありますが、どのように薬を飲むのが効果的なのでしょうか。


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写真はイメージです。記事と直接の関係はありません。

痛風にはどの薬が効くの?

 風が吹くだけでも痛いとして名づけられた「痛風」。有名ですよね。一度発症したら治らないために、ずっと薬を飲み続ける必要があります。そのため、痛風の人たちにとって大きな金銭的な負担となるのです。

 痛風の治療薬として有名なのがアロプリノールとフェブキソスタットという血中の尿酸値を下げる薬ですが、この2種類の薬をどのように組み合わせて飲むのが最も費用対効果が高いのかという調査研究がアメリカで行われたのです。その結果は2014年11月に有名な医学誌で発表されています。

 フェブキソスタットという薬は、アロプリノールよりも後に、日本で開発された新しい薬です。
 アロプリノールに比べて効きが良い上、副作用も低く、服用は1日1回だけでOKと優れた点も多いのですが、値段が高いのが難点です。
 それに比べてアロプリノールの方はジェネリックもあるので安価に購入できます。

 調査研究では、痛風の人たちを対象に、この2種類の薬をどのような組み合わせで飲むのが最も費用対効果が高いかを調べました。
 組み合わせ方は以下の5通り。

 (1)薬なし
 (2)アロプリノールのみ
 (3)フェブキソスタットのみ
 (4)先にアロプリノールを飲み途中でフェブキソスタットに切り替える
 (5)先にフェブキソスタットを飲み途中でアロプリノールに切り替える

 上記の5通りをそれぞれさらに、薬を毎日同じ量飲み続けるグループと、段々飲む量を増やしていくグループに分け、合計10グループで調査研究をしたとのことです。結果、効果もそこそこで一番治療費が抑えられるのは(2)アロプリノールのみで治療した場合でした。

 一番治療効果が高かったのは、飲む量を増やしながら(4)アロプリノールからフェブキソスタットに切り替えた場合でした。
 これは一番治療費が高くつきますが、生存年数や生活の質(QOL)を考慮に入れた場合、費用対効果が最も高いという結果になりました。

 痛風は、治らないが予防できる病気です。日ごろからバランスの取れた食事を摂り、適度な運動をするようにしていきたいですね。

参考文献

Jutkowitz E et al. Cost-Effectiveness of Allopurinol and Febuxostat for the Management of Gout.


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