用語集

MYCODEのウェブサイトで利用されている言葉には専門的でわかりにくいものがあります。
ここではそういった言葉をわかりやすく解説していきます。

代謝

ヒトの身体は飲食により摂取した物質をより単純な物質に分解してエネルギーを確保しています。また一方では、分解された物質を基本成分(炭水化物、アミノ酸、脂質)として使い、生命維持に必要な物質を合成しています。この分解・合成に関わる複雑なプロセスを「代謝」と言います。代謝は大きく異化と同化の2つに分けられます。異化は有機物質を分解し低分子化することによってエネルギーを得る過程を指し、同化は反対に、エネルギーを使って有機物質を合成する過程で、タンパク質や核酸、多糖、脂質の合成などがあります。
代謝には体内で産生される「酵素」と呼ばれる化学物質が重要な役割を果たしており、遺伝的な異常などによって酵素の機能が障害されることで様々な病気が発症します。これらの病気は代謝異常症と総称され、脂質代謝異常には脂質蓄積症、炭水化物代謝異常には糖原病などがあります。フェニルケトン尿症などの先天性代謝異常症の中には、羊水検査や絨毛検査を行うことで胎児期に診断が可能なものもありますが、多くは出生時に行われる新生児マス・スクリーニング検査により発見されています。

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