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用語集

MYCODEのウェブサイトで利用されている言葉には専門的でわかりにくいものがあります。
ここではそういった言葉をわかりやすく解説していきます。

副交感神経

副交感神経(Parasympathetic nervous system;PNS)は、交感神経とともに自律神経の一部を構成する神経です。副交感神経は交感神経に拮抗する作用を持つことから、呼吸を遅くする、心拍数を減少させる、血管を拡張させて血圧を下げる、胃腸の働きを活発にする、膀胱を収縮させるといった働きを有し、特にリラックスしているとき、眠っているとき、体調を回復させているとき、食事をしているときなどに優位になります。人体のほとんどの器官は、対照的な働きを持つ交感神経と副交感神経がバランスよく働くことによって適切に維持されています。例えば、夜眠るときには交感神経が鎮まり、副交感神経が優位になることにより心身がリラックスして、良質な睡眠を得ることができます。このバランスが崩れて副交感神経が働く時間が短くなると、体が十分に回復できず、疲れが取れない、体が重たい、目覚めが悪い、肩や首が凝る、めまいがするなど、様々な不調が現れることがあります(自律神経失調)。

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