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用語集

MYCODEのウェブサイトで利用されている言葉には専門的でわかりにくいものがあります。
ここではそういった言葉をわかりやすく解説していきます。

劣性遺伝

劣性遺伝とは、メンデルによる遺伝法則に基づく概念で、子に現れる形質(個体に現れる様々な姿や性質)に着目したときに観察される遺伝様式の一種。通常、生物は両親からそれぞれ一つずつ対になる遺伝子を受け継ぎます。双方の親から異なる表現型を持つ遺伝子を受け継いだ場合、多くはどちらか一方の遺伝子に含まれた情報の形質が現れ、もう片方の形質は現れません(優性の法則)。このように、両親からそれぞれ異なる遺伝子を受け取ったとき、形質として現れにくい方の遺伝子を劣性遺伝子と言います。劣性とは「劣った性質」というような意味ではなく、単に表現型として表れやすいかどうかを意味するものです。
例えば、ヒトの耳垢の乾湿にはこのような優性の法則が当てはまることが知られています(湿性が優性形質)。仮に、湿性の耳垢となる遺伝子を「A」、乾性となる遺伝子を「a」としたとき、遺伝子型がAA(湿性耳垢)の母親と、遺伝子型がaa(乾性耳垢)の父親の間に生まれる子どもの遺伝子型はAaとなり、子どもの耳垢は必ず湿性となります。つまり、父親のほうの形質(乾性の耳垢)は、優性形質に隠されて現れません。このとき、父親側の形質(乾性耳垢)は「劣性」であると表現します。

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