用語集

MYCODEのウェブサイトで利用されている言葉には専門的でわかりにくいものがあります。
ここではそういった言葉をわかりやすく解説していきます。

紫外線

不可視光線の電磁波で、波長が10~400nm、可視光線よりも短くX線よりも長いものを「紫外線」といいます。光のスペクトルでは紫よりも外側にあることから日本語では紫外線と呼ばれますが、英語のultravioletからUVと略される場合もあります。
紫外線の化学的作用でヒトに有益なものとしては、ビタミンDの合成、新陳代謝の促進などが挙げられますが、長時間の暴露などによって、皮膚(浮腫、水疱、色素沈着など)や眼(角膜炎、結膜炎、白内障など)、免疫系などに影響を及ぼすことが知られています。また、紫外線はDNA自体にも影響を与えることが分かっており、紫外線照射によりDNA配列が不正になったり、複製や転写のミスが発生したりして正常に機能しなくなり、突然変異を引き起こす場合があります。具体的には、紫外線照射によって生じるDNA損傷として、隣り合うチミン(T)と呼ばれる塩基同士が結合してピリミジンダイマーと呼ばれる複合体を形成し、正常なDNAの複製に影響を与えます。これらは、通常ではDNAの「除去修復」と呼ばれる自己修復機構によって修復が試みられますが、時に正しく修復されない場合には、皮膚がんの原因となる異常などが引き起こされます。

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