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リスクを求める

原語
risk-seeking
研究
ドイツ リューベック大学

この研究のふむふむポイント

「リスク愛好的」とは?

「リスク愛好的」という言葉は、あまり馴染みがない人も多いかもしれません。「リスクへの愛好性が高い人」とは、時には望んで危険を冒し、リスクと表裏一体の大きなリターンを得ようとする積極性を持っている人をいいます。

何が「リスク愛好性」に影響しているの?

今回の研究では、従来のNAB(※1)という心理学テストに加えて、衝動性とリスク追求の性格に関する質問票を総合的に評価した結果と、甲状腺ホルモン調節遺伝子を関連させて分析することで、リスク愛好性の遺伝的な特徴を見つけることができました。「リスクへの愛好性が高い人」の性格のアグレッシブさについては「数ある選択肢の中から何が危険であるかを思考し、その結果どのような選択をするか」という観点で、認知傾向との関連が知られています。

リスク愛好性の遺伝型とは?

ドイツのリューベック大学の研究によると、14番染色体にあるDIO2遺伝子(2型甲状腺ホルモン変換酵素)のrs225014に「C」を持つ人は「T」を持つ人よりもリスク愛好性が高い傾向にあるということがわかりました。

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「リスク愛好的」とは?

 今回ご紹介するのは、人の性質とDIO2遺伝子(2型甲状腺ホルモン変換酵素)との関係を調べたリューベック大学の研究です。 あまりなじみがない「リスク愛好的(risk-seeking)」という言葉ですが、顕在化しているリスクの先にある利益を察知し、チャレンジする能力(性質)のことを意味しています。 では、「リスクへの愛好性が高い人」という言葉を聞いて、どのような人物を思い浮かべますか?

 投資の分野では、リターンを獲得するのに大きなリスクを受け入れるほうが、より良いと考える選好を「リスク愛好的」としています。大きなリターンが得られるという選択肢は、多くの場合、成功する確率が小さくなります。リスクへの愛好性が高い人は「たとえ損失というリスクがあっても、期待される利益を獲得するために多少の損失は許容する」というアグレッシブな特徴があります。

 反対に、リスクを小さくしたいと考える選好を「リスク回避的」と言われています。たとえ大きなリターンであっても確率が低い場合は、リスクを回避し、慎重に物事を進めることを優先して考えます。「物事に対して悲観的にとらえ、自分に何らかの害が及ぶことを恐れ回避する」傾向と言えるでしょう(※2)。

何が「リスク愛好性」に影響しているの?

 今回の研究では、遺伝的背景が性格と認知機能に与える影響を、本研究で考案した質問票と既存のNABテストの結果を多角的に評価する方法を考案して検討しました。衝動性とリスク追求に特化した性格質問票と、処理能力、注意力、慎重性、行動抑制性、ワーキングメモリーといった異なる認知領域に関するテストを実施しました。「リスク愛好性」の性格は17項目の質問で評価しました。

 人の性格のアグレッシブさについては「数ある選択肢の中から何が危険であるかを思考し、その結果どのような選択をするか」という観点で、認知機能との関与が知られています。その認知機能を司る因子の一つとして、脳内に存在する甲状腺ホルモンの調節機能の影響があると考えられています(※3)。甲状腺ホルモンが適切に作用するためには、分泌・活性化・輸送のステップが必要で、本研究は活性化タンパク質に注目しています。甲状腺ホルモンはDIO2という活性化タンパク質によって、より活性の高い物質(トリヨードサイロニン)に変換されることが知られています(※4)。

 ちなみに、マウスを用いた実験では、DIO2遺伝子に変異を持つマウスと持たないマウスの間で、認知機能に違いがあるとの報告もあります(※5)。

リスク愛好性の遺伝型とは?

 ドイツのリューベック大学の研究では、14番染色体にあるDIO2遺伝子上のrs225014と呼ばれるSNPが、リスクを好むかどうかの性質に関与していることが明らかになりました(※6)。
 研究によれば、rs225014に「C」を持つ人の方が「T」を持つ人よりリスクを求めやすい傾向にあります。

rs225014にはCC、CT、TTの遺伝型がありますが、

・CCの遺伝型を持つ人は「リスクを求める傾向が強いタイプ」
・CTの遺伝型を持つ人は「ややリスクを求める傾向が強いタイプ」
・TTの遺伝型を持つ人は「あまりリスクを求めないタイプ」

という遺伝的傾向を持っていると言えます。

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研究の詳しい内容を見る

ドイツのリューベック大学が実施した研究では、バルセロナ大学に在籍する18〜39歳の男女656人(男性165人、女性491人)を対象として、本研究で考案した衝動性とリスク追求に特化した性格質問票と、処理能力、注意力、慎重性、行動抑制性、ワーキングメモリーといった異なる認知領域に関するテストを総合的に評価した結果と遺伝的背景の関連性を分析しました。
 その結果、14番染色体に存在するDIO2遺伝子上のrs225014というSNPが、「リスク愛好性」と関連があることがわかりました。

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  • リスクを求める傾向が強い
    17.9%CC
  • ややリスクを求める傾向が強い
    48.8%CT
  • あまりリスクを求めない
    33.3%TT
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