出生時の体のサイズ
え!小さく生まれると大人になって太りやすいの!?
アンケートに答えて日本人の出生体重に関連する遺伝子の研究に参加しよう

近年増えている低出生体重児。実は、出生体重が低いと大人になってから肥満や糖尿病になるリスクが高くなると分かっています。この関係に、遺伝子が関与しているのかどうかはまだ分かっていません。あなたも簡単なアンケートに答えて、日本人の出生体重と遺伝子の研究に参加してみませんか!?
増える「低出生体重児」
近年若い女性の間でダイエットが流行しています。日本でも、やせているにも関わらず、「自分は太っている、やせたい」と思っている女性が大勢いるのが現状です。妊婦になっても過度なやせ願望や不自然なダイエットを行う人が多い影響で、「低出生体重児」が年々増えています。「低出生体重児」は、体重2500g未満で生まれた赤ちゃんと世界保健機構(WHO)により定義されています。
「小さく生んで大きく育てる」などという言葉もありますが、これは果たして良いことなのでしょうか?
大人で病気になりやすい?!
近年、出生時の体重が低いと、人種や地域を問わず、成人してからの肥満、糖尿病、心臓病のリスクが上がると分かってきました。その原因の1つとして、胎児のDNAに起こる小さな化学変化(メチル化)などが挙げられていますが、これだけでは全ての説明がつきません。
影響する遺伝子はあるのか?
低出生体重が成人後の病気のリスクにつながる原因として、遺伝子の関与も重要だと考えられています。まだ証明されていませんが、MYCODE Research(マイコード・リサーチ)では、簡単なアンケートにお答えしていただくことで、低出生体重に遺伝が与える影響を見つけ出す研究を行います。
日本人の遺伝子探しに参加しよう!
もしも低出生体重に関連する遺伝子が明らかになれば、低出生体重によって起こる病気の予防法や治療法の開発につながる可能性もあります。
あなたも簡単なアンケートに答えて、日本人の出生体重と遺伝子の研究に参加してみませんか!?
参考文献
※この研究は、遺伝子検査お申し込みの際に研究参加同意をいただいている方を対象としています。研究参加同意をいただいていない方のアンケート結果につきましては、研究の解析からは除外いたしますが、アンケート回答後に表示される集計結果には回答内容が反映されます。