コーヒー摂取傾向
コーヒー愛好者に朗報!?コーヒーを毎日〇杯飲んでいる人は心臓病になりにくいらしい!
アンケートに答えてコーヒーと病気や遺伝子との関連性を見つける研究に参加しよう

普段何気なく飲んでいるコーヒー。1日に飲む量は遺伝要因の影響を受けているようだと最近分かってきました。コーヒーは飲みすぎるとカフェイン依存症につながる一方で、毎日適量飲むと心臓病のリスクが下がるという報告もあります。日本人のコーヒー摂取傾向に関連する遺伝子はまだ見つかっていません。あなたも簡単なアンケートに答えて、日本人におけるコーヒーと病気や遺伝子との関連性を見つける研究に参加してみませんか!?
日本人は割とコーヒーを飲んでいる
食後のくつろぎタイムなどにコーヒーを飲む人は多いと思います。日本では1日にどのくらいのコーヒーが飲まれているのでしょうか?国別のコーヒー年間消費量を見ると、日本は米国、ブラジル、ドイツに続いて世界第4位のコーヒー消費大国。日本国内の年間コーヒー消費量はなんと480億杯にもなるそうです。
たくさん飲むのはカフェインを分解しやすい人?
コーヒーは、たくさん飲む人もいれば、ほとんど飲まない人もいます。人によって結構差がありますよね。習慣的にたくさんコーヒーを飲んでいる人には、遺伝的に共通な特徴はあるのでしょうか?
最近、欧米人約10万人を対象とした大規模な研究で、コーヒーを飲む量に関係している8つのSNP(※)が見つかりました。さらに8つのうち6つはカフェイン代謝に関わっている遺伝子が関係していました。体がカフェインを分解する能力と、コーヒーを飲む量に関係がありそうだと見えてきたわけです。日本人でどうなのかはまだ調べられていません。
日本人では心臓病のリスクが下がる!?
コーヒーは、飲みすぎるとカフェイン依存症につながると言われています。毎日は飲まない方がいいかと思いきや、一概にそうとは言えないようです。最近、日本の国立がん研究センターは、コーヒーを1日3~4杯飲んでいる日本人はほとんど飲まない人に比べ、心臓や血管の病気などで死亡するリスクが約4割低くなっていると報告しました。理由まではまだ解明されていませんが、そこに「遺伝子」が関わっている可能性は大いにあります。
日本人の遺伝子探しに参加しよう!
MYCODE Research(マイコード・リサーチ)のアンケートにご協力いただくことで、日本人のコーヒー摂取傾向に関連した遺伝子を見つけることができます。関連遺伝子が見つかれば、カフェイン依存症や心臓病のリスク低下などにつながる仕組みが解明される可能性もあります。
あなたも簡単なアンケートに答えて、日本人のコーヒーと病気や遺伝子との関連性を見つける研究に参加してみませんか!?
※SNP(一塩基多型)とは、遺伝子の多様性の一つです。遺伝情報を担う最小単位である「塩基」が1 カ所だけ変わることで、髪の色やお酒の強さのような身体の特徴も変わる場合があります。SNPの遺伝型を調べることで疾患のなりやすさや体質の特徴を知ることができます。
参考文献
※この研究は、遺伝子検査お申し込みの際に研究参加同意をいただいている方を対象としています。研究参加同意をいただいていない方のアンケート結果につきましては、研究の解析からは除外いたしますが、アンケート回答後に表示される集計結果には回答内容が反映されます。