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むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)

どんな症状?誰がかかるの?「むずむず脚症候群」をご存知ですか。
日本人の遺伝子と「むずむず脚症候群」の関連性の探索にご参加ください!

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 むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群,下肢静止不能症候群,Restless Legs Syndrome,RLS)という病気をご存知ですか?下肢・脚部の、表皮ではなく内側から「むずむずする」「電流のような痛みがある」等の不快感から、足を叩いたり動き回ったりしたくなるという症状が特徴で、夜にかけて不快感が強くなるため、睡眠障害の原因になることがあります。
日本では認知度が低いですが、ヨーロッパでは人口の10%前後の患者がいる日常的な疾患として対策が進んでおり、家族や近親者に患者がいる人がかかりやすいなど、遺伝要因も指摘されています。

皮膚や骨ではなく、神経の病気!

 「むずむず脚症候群」は、脚部に症状を感じるため皮膚疾患や骨の異常と間違われやすいのですが、神経疾患の一種です。病気のメカニズムが完全に解明されているわけではありませんが、脳の中で神経伝達物質の一部がうまく働かず、脚部に不快感があるかのように脳が「勘違い」してしまう病気だという説が有力です。症状そのものが命にかかわるような疾患ではないものの、夕方~夜にかけて症状を感じる、あるいは強くなるという場合が多く、睡眠障害の原因になることがあります。このため、患者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を脅かす疾患として、治療法や薬剤が研究されています。

ヨーロッパに比べて、日本での認知度は低い?

 この「むずむず脚症候群」ですが、日本の研究チームによる調査の結果、日本にも人口の2~4%程度の患者がいると推定されています。ただ、日本では医師側の認知度も低く、実際に「むずむず脚症候群」と診断されている患者の数は多くありません。なお、ヨーロッパでの先行研究で関連遺伝子がいくつか特定されていることから、MYCODEでも「むずむず脚症候群」の発症リスクについて調べることができます。気になる方は、マイページから検査結果をご確認ください。また、病気についての解説はこちらからご覧いただけます。

日本人特有の「むずむず脚症候群」に関連する遺伝子はあるの?

 ヨーロッパでの先行研究に続き、中国などでも「むずむず脚症候群」と遺伝子の関連性についての報告がなされていますが、日本人の遺伝子との関連については、まだ分かっていません。
 MYCODE Research(リサーチ)では、MYCODE会員の皆様の遺伝情報とアンケート結果を組み合わせて、「むずむず脚症候群」に関連する遺伝子を見つけ出す研究を行います。関連遺伝子が見つかれば、日本人におけるむずむず脚症候群のリスク予測や仕組みの解明に繋がっていく可能性があります。ぜひ、アンケートにご参加ください。
(この記事の後のアンケートからご参加いただけます)

本アンケートは、国立大学法人東京大学医科学研究所との共同研究「日本人DNA多型データを用いた日本人のための疾病リスク予測モデルの研究」の一環です。研究詳細はこちらからご覧いただけます。
※この研究は、遺伝子検査お申し込みの際に研究参加同意をいただいている方を対象としています。研究参加同意をいただいていない方のアンケート結果につきましては、研究の解析からは除外いたしますが、アンケート回答後に表示される集計結果には回答内容が反映されます。

むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)の研究アンケート

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