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【ディスカバリー】お米大好き、日本人に最も多いといわれる祖先グループはどこからやって来たの?
MYCODEディスカバリーを皆様にもっと知っていただくシリーズの第2弾、今回はハプログループDです。日本人に一番多いとされているハプログループD、パンよりもやっぱお米!みんなで協力するのが好き!そんな特徴を持っていたら、あなたはハプログループDかも!?彼らはいつ、どこからやってきた祖先グループなのでしょうか?

お米大好きハプログループD!
大好評のMYCODEディスカバリーをより深くお伝えするシリーズ第2弾!!今回はお米大好きの祖先、ハプログループDです。
お米大好き!?ハプログループD
・パンよりもお米が好き!
・何かを作るのが好き!
・みんなで協力するのが好き!
もしもあなたがそんな特徴を持っていたら、あなたはハプログループDの一員かもしれません。
今回ご紹介するハプログループD、一体どんな人たちなのでしょうか?
発祥の地・・・中国南部?

ハプログループDの祖先は今から1~3万年前に、現在の中国南部、湖南省の辺りで生まれたのではないかとされています。
湖南省周辺の当時の遺跡からは、稲作をしていた事を思わせる証拠が見つかっており、これが稲作の起源だったのではないかという説が有力です。
数千年前に日本で稲作を広めた人々
そして、この稲作を開始した人々こそハプログループDの祖先であり、今から数千年前に朝鮮半島経由で日本にやってきて、稲作を広めたグループなのではないかとされています。
それまでの日本は狩猟採集中心の生活をしていましたから、この稲作による農耕文化というのはとても大きな変化であり、この変化を機に大きな村なども生まれるようになったとされています。
そのハプログループDは、今では日本人の約35%を占める最大のグループとなっています。もしもあなたがお米を食べるのが好きであったり、みんなで協力して何か作ることが好きであったりするのであれば、それはあなたがハプログループDの子孫で、稲作の民の血を引いているからなのかもしれませんね。
あなたの祖先を知る遺伝子検査、MYCODEディスカバリー

遺伝子を調べる事によって、あなたが日本人に多い10タイプの祖先のうち、どのような人々の血を引いているのかを明らかにすることができます。
今回ご紹介した冒険者以外にも、北の大地でマンモスをハンティングしていたグループ、日本で始めての村を作った稲作民のグループなどがいます。
あなたがどんな血を引いているのか、気になりませんか・・・?
気になった方は、MYCODEディスカバリー(こちら!) をいますぐチェック!!
ハプログループとは
ハプログループ(ミトコンドリアハプログループ)とは、人間の細胞内の “ミトコンドリア”と呼ばれる小器官のDNAの多型を用いて遺伝的に分類されるグループの事です。
このミトコンドリアは祖母から母親、母親から自分と“母系”を伝わって代々受け継がれるため、ミトコンドリアのDNAを調べる事により、母系の系譜を辿ることができると考えられています。
現在は様々な研究が進み、各ハプログループに属する人々の母系の祖先が、人類全体の共通祖先が生活していたアフリカからどのような経路で大陸を開拓し、日本に辿り着いたのかが少しずつ明らかになってきています。