病気・医療

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脳を鍛えて、健康に年を取る!「脳トレ」とスマート・エイジングの可能性を川島教授、大いに語る【MYCODEセミナーレポート】	の画像病気・医療

脳を鍛えて、健康に年を取る!「脳トレ」とスマート・エイジングの可能性を川島教授、大いに語る【MYCODEセミナーレポート】

 最先端の遺伝子研究や最新の健康トピックに関して、第一線で活躍する講師陣をお招きして開催するMYCODEセミナー。2019年7月末は、ゲームソフトとして大ヒットを記録し、社会現象にもなった「脳を鍛える大人のDSトレーニング(通称:脳トレ)」の監修者として有名な川島隆太教授による「スマート・エイジング」の意義と脳トレの効果についての講義を開催しました。
講師:川島 隆太 先生
(株)NeU 取締役CTO、医学博士。
専門は融合脳計測科学。東北大学加齢医学研究所 所長。人間の脳機能の発達研究、および機能開発に関する産学共同研究、国際プロジェクト等の実績多数...

【認定遺伝カウンセラーコラム】貧血の原因は赤血球の形状!?重症化することもある貧血「サラセミア」について知ろうの画像病気・医療

【認定遺伝カウンセラーコラム】貧血の原因は赤血球の形状!?重症化することもある貧血「サラセミア」について知ろう

「サラセミア」とはどんな病気?
 サラセミアは、遺伝的に赤血球の形状が変化してしまう病気です。日本人ではβサラセミアは1,000人に1人程度と言われており(※1)、軽度の場合は軽い貧血症状程度しか現れないため、自分がサラセミアであることに気が付かない場合も多いようです。

 健康な人の赤血球は、中にくぼみのある円盤状をしているのに対し、サラセミアを発症している人の場合はアーチェリーやダーツの的(標的)のような標的赤血球が出現します(図)。
図 健康な人(左)とサラセミア患者(右)の血液の顕微鏡写真。矢印が標的赤血球...

「疲れやすい」や「めまい」は甲状腺が原因のことも!?気になる症状をチェックの画像病気・医療

「疲れやすい」や「めまい」は甲状腺が原因のことも!?気になる症状をチェック

元気な生活になくてはならない甲状腺の働き
 甲状腺は、のどぼとけの下にある小さな臓器で、「甲状腺ホルモン」を作って血液中に分泌しています。甲状腺ホルモンは、体の成長を促し、全身の細胞の新陳代謝を活発にするなど、私たちが元気に生活するためになくてはならない役割を担っています。

甲状腺のイメージ図(画像:shutterstock.com)
 甲状腺ホルモンの量は多すぎても少なすぎても体にとって問題となるため、その分泌量は適切にコントロールされる必要があります。しかし、何らかの要因でそのコントロールがうまくいかなくなると全身に様々な症状が現れてしまいます...

【管理栄養士コラム】乳がんは予防できるのか?~若いうちから知っておきたい生活習慣~の画像病気・医療

【管理栄養士コラム】乳がんは予防できるのか?~若いうちから知っておきたい生活習慣~

 乳がんは、近年日本人において増加傾向にあり、注目されています。国立がん研究センターの発表によると、がんになった(罹患)人数が女性1位、乳がんが原因で死亡した人数が5位とされています(表1)。具体的な数字をみてみると、女性は、生涯で11人に1人が乳がんになるといわれていますが、乳がんで死亡する人は66人に1人とされ、高い罹患率に対して、早期に発見することで死亡率が低いことも特徴のひとつです(※1, 2)。
表1. 女性のがん罹患数と死亡者数の順位(※1, 2)
 また、乳がんは、他のがんと比べると若い世代でかかる人が多いのも特徴です(図1)...

【管理栄養士コラム】あまり知られていない大腸がんの予防と “カルシウム” との関係の画像病気・医療

【管理栄養士コラム】あまり知られていない大腸がんの予防と “カルシウム” との関係

 カルシウムや、カルシウムを多く含む牛乳の摂取が、大腸がんの予防に関連していることは、日本ではあまり知られていないようです。

 世界中の疫学研究をまとめた、がん予防に関する報告書では、カルシウムや牛乳の大腸がん予防効果は「ほぼ確実」とされています(※1)。一方で、前立腺がんにおいては、これらを過剰に摂取すると、発症を促進するかもしれないといわれています(※1,2)。

 今回は、大腸がんの予防にカルシウムや乳製品がどのように影響しているのかをお伝えした後、前立腺がんの予防も視野にいれたカルシウムや乳製品のとり方をお伝えしたいと思います...

【認定遺伝カウンセラーコラム】あの食べ物が血を止める仕組みに関係してる?				の画像病気・医療

【認定遺伝カウンセラーコラム】あの食べ物が血を止める仕組みに関係してる?

止血のしくみについて
 切り傷などで出血した場合、時間の経過とともに出血は自然に止まります。これはヒトに止血という仕組みが備わっているからです。止血に関わるのは血液中の血小板と凝固因子です。血管が損傷を受けて破れると、多数の血小板が傷口に集まって、血小板血栓を形成します。これを一次止血とよびます。この一次止血は脆く止血は不十分なため、引き続いて凝固因子であるフィブリノゲンがフィブリンとなって傷口を覆い固めて、強固なフィブリン血栓を形成します。これがいわゆるかさぶたのことです。これを二次止血とよびます...

【認定遺伝カウンセラーコラム】私たちの全身を巡る血液の病気とは?鉄欠乏性貧血から白血病まで の画像病気・医療

【認定遺伝カウンセラーコラム】私たちの全身を巡る血液の病気とは?鉄欠乏性貧血から白血病まで

全身を流れる血液、どこでつくられるの?
 私たちのからだの中を流れる血液の量は体重の約8%といわれています。体重60kgの成人では約4.8Lの血液が絶え間なく流れていることになります(※1)。
 採血管に採った血液をしばらく放置しておくと液体成分の血漿と細胞成分の血球の二層に分離します。血漿には水分、タンパク質、ビタミン、無機質、ホルモンなどが含まれ、血球には赤血球、白血球、血小板が含まれます。血球は造血幹細胞とよばれる3系統に共通の細胞が分化、成熟したもので、骨髄やリンパ節といった造血組織でつくられています...

【管理栄養士コラム】胃がんの予防とビタミンC ~ピロリ菌との関係~の画像病気・医療

【管理栄養士コラム】胃がんの予防とビタミンC ~ピロリ菌との関係~

 胃がんの発症に、ヘリコバクターピロリ菌感染の有無が関係しているのはご存知でしょうか。実は、この胃がん発症とピロリ菌との関係に、ビタミンCが予防の観点で関わっていることがわかってきました。ヘリコバクター・ピロリ菌感染の関与は、噴門部胃がんよりも非噴門部(分化型)胃がんにおいてより顕著とされています。

 ビタミンCは、多くの人に知られている身近な栄養素です。皮膚や細胞のコラーゲン合成に必要不可欠であることから、きれいなお肌を保つ上でも話題とされますが、胃がん予防として力を発揮する抗酸化ビタミンのひとつでもあります...

お腹が痛い・・・その原因は大腸にあるかもしれません!の画像病気・医療

お腹が痛い・・・その原因は大腸にあるかもしれません!

 「お腹が痛い・・・」人生のうちだれでも一度は言ったことのあるセリフではないでしょうか。「お腹が痛い」と言うとき、そのお腹は胃であったり腸であったりするわけですが、今回は大腸の病気についていくつかご紹介したいと思います。
大腸の病気の種類
 そもそも大腸とはどのような臓器かご存知ですか?大腸は胃や小腸で消化吸収された食物の残りである消化物等をため、水分を吸収しながら大便にするところです。多種、多量の細菌が存在しています。大腸の始まりは盲腸で、お腹を大きくぐるっと一周し、直腸から最後、肛門へとつながっていきます(図1)...

【認定遺伝カウンセラーコラム】クレアチニン値が高い方は、腎臓の病気に注意!クレアチニン値を下げることはできる?の画像病気・医療

【認定遺伝カウンセラーコラム】クレアチニン値が高い方は、腎臓の病気に注意!クレアチニン値を下げることはできる?

運動を通してクレアチニンは生成されるの?
 ヒトは筋肉を動かすためにエネルギーを必要とします。生体内でエネルギーを作り出す方法には幾つか種類がありますが、その多くは解糖系とよばれるブドウ糖を分解する方法で作られています。これ以外にも脂肪やアミノ酸を代謝して作り出す方法も知られています。アルギニン、グリシンといったアミノ酸を材料にする方法ではクレアチン経路が活用されます。ここで、アミノ酸から作られたクレアチンはエネルギー産生のために利用され、その結果「クレアチニン」という終末代謝産物が生じます。従って、運動をすることにより「クレアチニン」は体内で生成されています...