MYCODEトピックス

病気に関する情報、ダイエット、生活習慣や健康に関する情報、そして遺伝子に関する情報など、幅広い医療・健康情報をお届けします。

動脈硬化の原因となる中性脂肪を下げたい、野菜と果物で効果が得られたのは?の画像病気・医療

動脈硬化の原因となる中性脂肪を下げたい、野菜と果物で効果が得られたのは?

 血液中の中性脂肪(トリグリセリド)の増加は、動脈硬化のリスクを高める要因となります。一番の原因は脂肪の多い食事の食べ過ぎで、改善には食事内容や運動が有効だと考えられています。

 血中の中性脂肪が多くなる状態を高トリグリセリド血症といい、中性脂肪が空腹時に150mg/dL以上である場合に診断されます。
野菜と果物の摂取量と高トリグリセリド血症との関係を調査
 アメリカの研究グループは、韓国の国民健康栄養調査に参加した人のうち19~64歳の約8,000人を対象として、果物や野菜の摂取量と高トリグリセリド血症との関係を調べました...

【世界肝炎デー】今年のテーマは「肝炎予防、今すぐ行動しよう」ですの画像病気・医療

【世界肝炎デー】今年のテーマは「肝炎予防、今すぐ行動しよう」です

世界肝炎デーとは
 7月28日は世界肝炎デーです。

 ウイルス性肝炎の予防には世界的レベルでの正しい知識と予防意識の啓発が必要と考え、WHO(世界保健機関)は、7月28日をWorld Hepatitis Day(世界肝炎デー)と定めました。

 ウイルス性肝炎は主に肝臓に感染し、炎症を引き起こします。沈黙の臓器と言われている肝臓を攻撃するため、感染に気付かず、自覚症状がないまま進行し重篤化することもあります。

 世界ではウイルス性感染によって年間145万人の命が奪われており、世界的健康課題のひとつになっています...

夏といえばスイカ!水分補給だけでなく、血管の病気の予防も期待できる?の画像病気・医療

夏といえばスイカ!水分補給だけでなく、血管の病気の予防も期待できる?

 今日、7月27日はスイカの日です。
 由来は、スイカの生産グループがスイカの縞模様を綱に見立て、27を「つ(2)な(7)」と読む語呂合わせで制定したと言われています。
スイカの栄養素
 スイカの英名は「watermelon」ですが、その名の通り、スイカの果肉の成分の約95%が水分で、このうち4~6%が糖分です。

 スイカには水分だけでなく、リコピン、カリウム、シトルリン、βカロテンなど、私たちの体に良い影響を与えてくれる成分が豊富に含まれています...

【ディスカバリー】そのユニークさは祖先由来?オリジナルの文化を築いた日本人の祖先とは?の画像遺伝子

【ディスカバリー】そのユニークさは祖先由来?オリジナルの文化を築いた日本人の祖先とは?

 大好評のMYCODEディスカバリーをより深くお伝えするシリーズ第9弾!!今回は北の地でオリジナルな文化を築いたグループを祖先に持つ日本人、ハプログループN9についてです。
オホーツクの海で繁栄!北の地で栄えた日本人祖先?
・皆と同じより、自分らしいのが好き!
・ユニークだね!とよく言われる
・寒いのなんてへっちゃら!

 みんなと同じにするより、ユニークに自分らしくいたい!そう思うあなた、もしかするとハプログループN9の一員かもしれません。このハプログループの祖先にあたる人々の一部は、北海道の地を中心に独特な文化を営んだとされています...

【管理栄養士コラム】土用の丑の日はやっぱりうなぎ!蒲焼にひと手間加えて美味しく食べられる方法は?の画像食事・生活

【管理栄養士コラム】土用の丑の日はやっぱりうなぎ!蒲焼にひと手間加えて美味しく食べられる方法は?

 明日は、土用の丑の日です。土用の丑の日は、土用(五行に由来する暦の雑節)の間のうち十二支が丑の日のことで、夏だけでなく春夏秋冬にあります。今年は7月24日と8月5日になります。
土用の丑の日といえば「うなぎ」
 うなぎは栄養価の高い食材です。皮膚や粘膜を助けるビタミンAや、カルシウムの吸収を助け、骨を強くするビタミンDも豊富に含まれます。

 おいしさを引き立てるうなぎの脂には、中性脂肪を低下させる作用のあるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)などのn-3系不飽和脂肪酸も多く、うなぎの蒲焼半身(約80g)で1日の摂取目標量がとれます(※)...

「毎日体重を測ると痩せる」のは本当!果たしてどのくらい体重が減るのか?の画像食事・生活

「毎日体重を測ると痩せる」のは本当!果たしてどのくらい体重が減るのか?

毎日体重計に乗ると痩せるかどうかを調査
 「毎日体重を測って記録する」というダイエット方法はどこかで聞いたことがあるかもしれません。2015年4月、米国デューク大学を含む研究グループは、毎日体重を測ると、実際どのくらい痩せることができるのかについての調査結果を報告しました。
体重の測定とダイエットに向けた行動をチェック
 研究では、肥満であると診断された男女47人を対象に6ヶ月間、毎日の体重測定を行ってもらいました。体重計は、測定すると自動的にwebサイトに登録されるという特別な体重計が使用され、毎日測定していることがわかるようになっていました...

コーヒーや野菜嫌いになった原因は遺伝子にあった?の画像遺伝子

コーヒーや野菜嫌いになった原因は遺伝子にあった?

食べ物の好みに影響を与えている味覚センサー遺伝子
 味には、「甘味」、酸味」、「塩味」、「苦味」、「うま味」があり、これらの味の感じ方の違いは食生活に影響を与えます。例えば、苦みは、天然に存在する毒性物質を感知するために発達した味覚であると考えられており、ある食べ物を食べたときに苦味を強く感じる人は、その食べ物を嫌い避ける確率が高くなるそうです。

 私たちにはそれぞれの味を感じるセンサーが備わっており、苦味の場合、数百種類の成分を感じ取ることができるといわれています。苦味の感じ方には個人差があり、遺伝的な影響を受けていると考えられています...

日差しが強い日には気になる日焼け、紫外線の種類によって肌への影響は異なる?の画像体質・身体

日差しが強い日には気になる日焼け、紫外線の種類によって肌への影響は異なる?

 紫外線は日焼け、シミそばかすの原因になるだけでなく、紫外線の浴びすぎが皮膚がんや白内障の発症につながることがあるともいわれます。太陽光線に含まれている紫外線とはどのようなものでしょうか?
地表に降り注ぐ紫外線、肌にどのような影響がある?
 紫外線は、その波長によりUVA(320~400nm、長波長紫外線)、UVB(290~320nm、中波長紫外線)、UVC(190~290nm、短波長紫外線)に分かれます。そのうち、UVCは地球のオゾン層が吸収するため、地表にはほとんど届きません。そのため、私たちに影響を与えているのは主にUVAとUVBになります...

子宮体がんのリスクを下げてくれる食事法が明らかに!? の画像病気・医療

子宮体がんのリスクを下げてくれる食事法が明らかに!?

地中海式ダイエットとは?
 地中海式ダイエットって聞いたことありませんか?

 以前のMYCODEトピックス「メタボにさよならできる、魔法のような料理とは?」でメタボリックシンドロームに効果のあった食事法として紹介したことがあります。

 地中海式ダイエットは、
・野菜、果物・ナッツ、全粒穀物、豆類、魚をふんだんに取り入れ、
・飽和脂肪酸を避け、オリーブ油(一価不飽和脂肪酸)はたくさんとり、
・乳製品や肉は控えめ、
・適量のアルコールを飲む
という食事法です...

夜勤は健康に良くない、その理由の一端が明らかに!?の画像病気・医療

夜勤は健康に良くない、その理由の一端が明らかに!?

夜勤で乳がんや前立腺がんに?
 夜間のシフトで働くと乳がんや前立腺がんのリスクが高まるということが報告されています。

 これらのがんのリスクを高めてしまう原因として、夜間に働くことで「性ホルモン」のバランスが崩れてしまうことが関係しているのではないかと推測されています。

 多くのホルモンは、体内時計によりその分泌量が一日の中で厳密に管理されていて日々のリズムを作り出しているのですが、それは健康的な体にとって不可欠となっています...