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病気・医療

ボケ老人とは呼ばせない!
毎日のクルミがボケ防止!?

2014年12月08日 16時00分
Alzheimer and walnut main

くるみの知られざる力とは・・・?(写真:J.Dncsn/クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0 非移植)


アルツハイマー病とβアミロイド

 アルツハイマー病は、脳内に「βアミロイドタンパク質」が蓄積することと深く関係している病気です。これまでの研究で、クルミエキスには、βアミロイドタンパク質が集合するのを邪魔したり、既に集まって固まったβアミロイドタンパク質を分解するなどの作用がある事が知られています。

マウスの実験でクルミの効果を検証 

 米国ニューヨーク州基礎研究所を中心とする研究グループは2014年、アルツハイマー病の専門誌であるジャーナル・オブ・アルツハイマーディジーズ誌オンライン版で、アルツハイマー病になりやすいマウスにクルミを食べさせた場合の効果を検証し、報告しました。

クルミで記憶が改善した!

 その結果、クルミを食べなかったグループのこのマウスたちは歳を取ると記憶の低下などのアルツハイマー病の症状が出てきましたが、毎日クルミを食べさせたグループでは記憶や学習能力・不安などの改善がみられました。

 マウスが毎日食べたクルミの量は、人間分に換算すると、一日30g程度、およそ5粒分(10かけ分)でした。

 人間も、クルミを食べればアルツハイマーの発症時期や進行を遅らせたり、あるいは予防したりすることができるのかもしれません。


参考文献

Muthaiyah B et al. Dietary supplementation of walnuts improves memory deficits and learning skills in transgenic mouse model of Alzheimer’s disease.
J Alzheimers Dis. 2014;42:1397-405.

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