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病気・医療

糖尿病になりやすい血液型は・・・型です!血液型占い?いいえ、占いではありません!

2015年01月28日 10時00分

 血液型というと、『血液型占い』を良く聞きますが、今回の研究は糖尿病のなりやすさと血液型の関係について研究した、大真面目な研究です。果たして、糖尿病に最もなりやすいと明らかになった血液型とはなんだったのでしょう・・・?


血液型と病気のかかりやすさには関係があるのでしょうか?(写真:Shutterstock.com)

血液型と糖尿病リスクの大規模調査

 皆さんご存知のように、糖尿病と「血糖値」は切っても切り離せません。つまり、血液の状態と糖尿病には深いつながりがあるということですが、それではいわゆる血液型と糖尿病のなりやすさには、何かしらの関係があるのでしょうか?

 その疑問の答えが2014年、フランスの研究グループにより発表されました。研究グループは、約8万人の女性を対象とし、18年間に渡る大規模調査を実施。ABO式血液型に加え、Rh型と、生活習慣による「2型糖尿病」のリスクとの関係を統計学的に調べ、解析をおこないました。

「B型Rh+」が最もハイリスク?

 その結果、A型とB型の人はO型の人に比べて、それぞれ1.1倍、1.2倍、糖尿病になるリスクが高いことがわかりました(※)。AB型は、統計的に意味のある差は出ませんでした。

 Rh型ではRh+とRh-の間で差がなく、ABO式と組み合せると、A+とA-では差がなかったのですが、B-よりもB+の方がリスクが高いという結果が出ました。O-と比較すると、B+のリスクは1.35倍にもなったそうです。

 まとめると、O型が最も糖尿病リスクが低く、B型Rh+が最も高い、という結果でした。

 血液型は占いでよく話題にもなりますが、病気との関係が科学的に分析されたのは、とても興味深いですね。今後、糖尿病リスクを考える上での参考の1つになるかもしれません。


監修者

医師 石原藤樹先生
プロフィール:1963年東京都渋谷区生まれ。信州大学医学部医学科、大学院卒業。医学博士。研究領域はインスリン分泌、カルシウム代謝。臨床は糖尿病、内分泌、循環器を主に研修。信州大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科を研修の後、1998年より六号通り診療所所長として、地域医療全般に従事。

参考文献

Fagherazzi G, ABO and Rhesus blood groups and risk of type 2 diabetes: evidence from the large E3N cohort study., Diabetologia.


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