糖尿病

病気に関する情報、ダイエット、生活習慣や健康に関する情報、そして遺伝子に関する情報など、幅広い医療・健康情報の中から、糖尿病に関する情報をお届けします。

【認定遺伝カウンセラーコラム】血糖値が高いと言われたら。気をつけたい糖尿病のメカニズムと症状の画像病気・医療

【認定遺伝カウンセラーコラム】血糖値が高いと言われたら。気をつけたい糖尿病のメカニズムと症状

血糖値が高いと言われたら気をつけたい、糖尿病のメカニズムと症状
 私たちが必要とするエネルギーは食物中の炭水化物に含まれるブドウ糖から得られます。血液中に含まれるブドウ糖の量を血糖値といい、空腹時は80~110mg/dL程度に保たれています。

 食後、血糖値は上昇しますが、インスリンというホルモンの働きでブドウ糖が肝臓や筋肉にグリコーゲンとして蓄えられて血糖値は減少します。インスリンはすい臓のランゲルハンス島にあるβ細胞でつくられて血液中を循環しています...

【管理栄養士コラム】血糖値スパイクにご注意を。食後高血糖の対策をしよう!の画像病気・医療

【管理栄養士コラム】血糖値スパイクにご注意を。食後高血糖の対策をしよう!

 ご自身の“食後の血糖値”を意識したことがありますか?
 血糖の管理目標として、食後2時間の血糖値が140mg/dlを超えていないこと、さらに、動脈硬化予防には、食後160mg/dlを超えないことが推奨されています(※1)(図1)。食後の高血糖が繰り返されることで糖尿病はじめ、動脈硬化、心血管系疾患のリスクを高めることが分かってきました。
図1.食後血糖値の変動イメージ
あなたの遺伝的な食後高血糖や糖尿病のなりやすさは?
 食後高血糖は糖尿病初期にみられますが、食後高血糖や糖尿病の発症には生活習慣だけでなく遺伝的な要因も影響を与えていることが知られています...

【医師によるコラム】食後高血糖にはどのような意味があり、どのくらい危険なのか?の画像病気・医療

【医師によるコラム】食後高血糖にはどのような意味があり、どのくらい危険なのか?

 特別企画、北品川藤クリニックの石原藤樹先生によるスペシャルコラムをお届けします!今回は「食後高血糖」についてのお話です。
糖尿病の診断では食前血糖が重視される
 健康診断や人間ドックで血糖値を測りますね。通常はこの時は食事を抜いて、空腹時の血糖を測ることが多いと思います。

 糖尿病の検査のためには、この空腹時血糖とHbA1c(ヘモグロビン・エー・ワン・シー)という検査を同時に行うことが一般的です...

【医師によるコラム】抗生物質で糖尿病が増える?の画像病気・医療

【医師によるコラム】抗生物質で糖尿病が増える?

 特別企画、医師の石原藤樹先生によるスペシャルコラムをお届けします!今回は「糖尿病と抗生物質の関連」について書いていただきました。
肥満や糖尿病に影響を与える腸内細菌
 こんにちは。北品川藤クリニックの石原です。

 腸内細菌、つまり大腸にいる細菌(ばいきん)のバランスが良いと、肥満や糖尿病などの生活習慣病になりにくく、お腹の調子も良くなる、というのは、一般にも良く知られた事実です。

 しかし、それではどのような生活をして、どのような物を食べれば、腸内細菌のバランスが良くなるのか、という点については、あまりはっきりしたことが分かっていません...

【管理栄養士コラム】11月14日は世界糖尿病デー 2型糖尿病の発症につながる原因は遺伝?の画像病気・医療

【管理栄養士コラム】11月14日は世界糖尿病デー 2型糖尿病の発症につながる原因は遺伝?

 11月になると「さまざまな建築物が青く染まっているな」と感じることがありませんか?それは「世界糖尿病デー」に合わせたイベントかもしれません。

 11月14日は「世界糖尿病デー」です。世界で増え続ける糖尿病を抑制しようと、国連や空を表す「青」と世界の団結を表す「輪」をシンボルとして、世界的なキャンペーンが行われています。日本でもキャンペーンの一環として、東京都庁や鎌倉の大仏、大阪の通天閣などが、今年も青く染まる予定です...

え!?たばこを吸うと糖尿病になりやすいって本当?の画像病気・医療

え!?たばこを吸うと糖尿病になりやすいって本当?

 生活習慣病の1つとして有名な糖尿病。食生活や運動不足だけが発症の要因だと思っていませんか?実は喫煙により更に糖尿病になりやすくなることが研究によって明らかになりました。
糖尿病になぜなるの?かかるとどうなるの?
 糖尿病の大半を占める2型糖尿病の発症原因は遺伝因子、そして肥満・高脂肪食・運動不足・ストレスなどの環境因子であると考えられています。糖尿病は自覚症状がなくても気付かないうちに進行しています。糖尿病は血糖値が高い状態が続き血管が傷付くことで、網膜症や腎症、末梢神経障害といった様々な合併症を引き起こす病気です...

糖尿病予防のためには不足しないように!?目に良いだけじゃないビタミンAとはの画像病気・医療

糖尿病予防のためには不足しないように!?目に良いだけじゃないビタミンAとは

皮膚や目の機能を守るビタミンA
 ビタミンAは脂溶性のビタミンに分類され、目や粘膜、皮膚にとって重要な役割をもっています。そのため不足すると皮膚や粘膜の乾燥、夜盲症、成長障害などの様々な病気が引き起こされることが知られています。
ビタミンAの不足で糖の代謝を助けるための細胞が壊れる
 米国の研究グループによって報告されたところによれば、ビタミンAの不足によって、糖尿病が引き起こされる可能性があるそうです。

 糖尿病では、血液中の糖分の代謝が何らかの原因でうまくいかず、血糖値が高くなってしまいます...

糖尿病予防にチョコレートが効果的って本当!?の画像病気・医療

糖尿病予防にチョコレートが効果的って本当!?

チョコレートを食べたい!でも健康に悪そう
 甘くって、とってもおいしいチョコレート。この時期、男女ともにチョコレートが食べたくなっちゃいますよね。一方、チョコレートは糖分も脂肪分も多いことで有名なので、健康への影響は少し気になるところです。

 そんな悩ましいチョコレートですが、意外なことに今回、チョコレートを食べる人は、まったく食べない人よりも糖尿病になるリスクが低い、ということがわかったのです...

糖尿病になりやすい血液型は・・・型です!血液型占い?いいえ、占いではありません!の画像病気・医療

糖尿病になりやすい血液型は・・・型です!血液型占い?いいえ、占いではありません!

血液型と糖尿病リスクの大規模調査
 皆さんご存知のように、糖尿病と「血糖値」は切っても切り離せません。つまり、血液の状態と糖尿病には深いつながりがあるということですが、それではいわゆる血液型と糖尿病のなりやすさには、何かしらの関係があるのでしょうか?

 その疑問の答えが2014年、フランスの研究グループにより発表されました。研究グループは、約8万人の女性を対象とし、18年間に渡る大規模調査を実施。ABO式血液型に加え、Rh型と、生活習慣による「2型糖尿病」のリスクとの関係を統計学的に調べ、解析をおこないました...

本当?ケーキを食べない方が糖尿病リスクが増える?の画像病気・医療

本当?ケーキを食べない方が糖尿病リスクが増える?

ケーキやクッキーと糖尿病リスクの関係
 糖尿病には2つのタイプがありますが、今回は、主に生活習慣が要因となる「2型糖尿病」についてです。この2型糖尿病、ケーキやクッキーをたくさん食べる人に多そうなイメージではありませんか?

 ところが、ドイツのポツダム-レーブリュッケ人類栄養学研究所を中心とした研究グループは、ケーキやクッキーを食べない人の方が2型糖尿病になる確率が高いという、驚きの研究結果を報告しました。
脂肪の多い食べ物はマーガリンだけが弱い関連
 研究グループは、脂肪の多い食生活が2型糖尿病のリスクを高めるといわれている点に着目しました...