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体質・身体

ショック!顔にシミができやすい「シミ遺伝子」!
祖先のタイプで要注意かどうかわかる!?

2015年05月13日 09時00分

 顔にシミができやすい遺伝子なんて、そんなもの発見してほしくなかった!?日本人にはこの遺伝子を持つ人と持っていない人がいるそうです。その違いはある古代人を祖先としているかどうかだそうなのですが・・・?


Jomon diorama 175

画像はイメージです。記事と直接の関係はありません。(写真:Daderot)

シミができやすい遺伝子とは

 ショックですが「シミができやすい遺伝子」があるそうです。この遺伝子の名前は「MCR1」と呼ばれ、メラニンと呼ばれる色素の形成に関与しています。この遺伝子にはいくつかの変化パターンがあり、あるパターンが日本人のお肌のシミのできやすさと関係しているということから、「シミ型遺伝子」であることがわかったのです。
 今回、ポーラ化成工業株式会社をはじめとする研究グループは、この「シミ型遺伝子」は、日本人の祖先として知られる古代人から引き継いだものであることを報告しました。

日本人の祖先として知られる「縄文人」と「弥生人」

 日本人の祖先といえば、小学校の社会で習った縄文時代と弥生時代を思い浮かべますよね!縄文人と弥生人は異なる起源をもっていて、別々に日本にやってきました。まず先にやってきた縄文人によって縄文文化が作られ、その後、後になってやってきた人々が弥生文化を作った弥生人です。
 現代の多くの日本人がこの縄文人と弥生人の両方の血を引いているそうなのです。どちらの遺伝子を強く受け継いでいるのかは地域差や個人差があり単純ではないそうですが、これまでの様々な研究から、日本の北や南に行くほど縄文人の遺伝子を引き継いでいる人が多いと考えられています。研究グループは、この「シミ型遺伝子」をもつ人が、同じような北や南の地方に多く分布していることを発見し、この遺伝子が縄文人から引き継いだ遺伝子なのではないかと考えたのです。

シミリスクが高い人の特徴とは

 彼らは現代人の遺伝子を調べると同時に、発掘された縄文人の骨からもDNAを抽出し、MCR1遺伝子を調べました。
 その結果、やはり縄文人の遺伝子はシミができやすいタイプで、現代人も縄文人の遺伝子を強く引き継いでいるほどこの遺伝子をもつ割合が多くなっていたそうです。
 縄文時代の遺伝子を強くもつ指標として、8つのポイントが示されており、この指標に当てはまる人ほどシミに注意が必要とのことです。
1.髪がくせ毛
2.耳垢が湿っている
3.鼻が高い
4.顔の彫が深い
5.目が大きい
6.口を動かさずにウィンクできる
7.目が二重
8.鼻の下が短い
 やばい、全部当てはまってる・・・という人もいるのでは?もちろんお肌のシミは紫外線やストレス、老化などで誰にでもできる可能性があります。しかしこの縄文ポイントが高い人は、最も低い人に比べて、なんと「シミリスク」に15歳分の差があるというのです。これからの季節、紫外線対策は万全に!

私の祖先はどんな人だったのか?

 祖先がわかるとお肌の傾向まで分かってしまうなんて、すごいですね。あなたも、自分のルーツや体質を調べてみませんか?MYCODEの「ディスカバリーパッケージ」では、あなたの遺伝子から祖先グループが明らかに。遺伝的な体質の傾向と組み合わせたあなたのオリジナルキャラクター「ゲノミー」も発表されちゃう!
 もうすでにディスカバリーを調べた人、縄文人になったと考えられている祖先は、ハプログループM7、B、N9、F、Aの人に多いそうですよ。ご参考までに。


参考文献

Motokawa T et al. Effect of Val92Met and Arg163Gln variants of the MC1R gene on freckles and solar lentigines in Japanese.
Pigment Cell Res. 2007 Apr;20(2):140-3.

縄文人はシミのリスクが高い肌であった可能性が判明
(株) ポーラ・オルビスホールディングス プレスリリース

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