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魚などに含まれる善玉の油は子どもの肥満を防ぐ!?

2015年09月16日 09時30分

 魚の多く含まれているドコサヘキサ塩酸やエイコサペンタ塩酸などの多価不飽和脂肪酸には中性脂肪を下げる効果があると言われています。アメリカの研究グループは、7歳から12歳までの子供を対象に多価不飽和脂肪酸の摂取量と肥満との関係を調べました。


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写真はイメージです。記事と直接の関係はありません。(写真:kei51/クリエイティブ・コモンズ 表示 2.0 一般)

悪者の油ばかりではない!

 善玉の油として、多価不飽和脂肪酸であるドコサヘキサ塩酸(DHA)やエイコサペンタ塩酸(EPA)、リノール酸などが知られています。

 DHA・EPAはサンマやアジなどの青魚に、リノール酸は大豆油やコーン油に豊富に含まれています。これら多価不飽和脂肪酸には肥満予防効果があると知られており、この効果についてこれまで行われた検証は大人を対象としたものでした。

 今回アメリカの研究グループは、7歳から12歳までの子どもを対象に多価不飽和脂肪酸の摂取量と肥満の関連について検証を行いました。

子供を対象とした検証

 この研究は、7歳から12歳までの様々な人種の子どもたち300人を対象に実施されました。まず、子どもたちのBMIや体脂肪率・CT画像などの身体組成を測定しました。

 次に、前日に食べた物のアンケートからどのくらい多価不飽和脂肪酸を摂取したかを算出しました。これらの身体組成と食事内容のデータを解析し、多価不飽和脂肪酸の摂取量と肥満の関連性について検証を行いました。

効果はてきめん!

 結果、多価不飽和脂肪酸の中でも特に冒頭で述べたような青魚や大豆油・コーン油に含まれる脂肪酸を多く取るほど、体脂肪率が低く、おなか周りの脂肪も少ないことがわかりました。この結果は人種や環境によらず見られることも明らかになりました。

 青魚に含まれるDHAは肥満だけではなく、血液をさらさらにするなど健康への好ましい効果が知られています。秋も深まり、サンマのおいしい季節がやってきました。家族が長く健康に過ごすためにも旬のサンマを今夜のおかずにしてみてはいかがでしょう。

参考文献
Higher Intake of PUFAs Is Associated with Lower Total and Visceral Adiposity and Higher Lean Mass in a Racially Diverse Sample of Children.

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