MYCODEトピックス

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【認定遺伝カウンセラーコラム】貧血の原因は赤血球の形状!?重症化することもある貧血「サラセミア」について知ろうの画像病気・医療

【認定遺伝カウンセラーコラム】貧血の原因は赤血球の形状!?重症化することもある貧血「サラセミア」について知ろう

「サラセミア」とはどんな病気?
 サラセミアは、遺伝的に赤血球の形状が変化してしまう病気です。日本人ではβサラセミアは1,000人に1人程度と言われており(※1)、軽度の場合は軽い貧血症状程度しか現れないため、自分がサラセミアであることに気が付かない場合も多いようです。

 健康な人の赤血球は、中にくぼみのある円盤状をしているのに対し、サラセミアを発症している人の場合はアーチェリーやダーツの的(標的)のような標的赤血球が出現します(図)。
図 健康な人(左)とサラセミア患者(右)の血液の顕微鏡写真。矢印が標的赤血球...

「疲れやすい」や「めまい」は甲状腺が原因のことも!?気になる症状をチェックの画像病気・医療

「疲れやすい」や「めまい」は甲状腺が原因のことも!?気になる症状をチェック

元気な生活になくてはならない甲状腺の働き
 甲状腺は、のどぼとけの下にある小さな臓器で、「甲状腺ホルモン」を作って血液中に分泌しています。甲状腺ホルモンは、体の成長を促し、全身の細胞の新陳代謝を活発にするなど、私たちが元気に生活するためになくてはならない役割を担っています。

甲状腺のイメージ図(画像:shutterstock.com)
 甲状腺ホルモンの量は多すぎても少なすぎても体にとって問題となるため、その分泌量は適切にコントロールされる必要があります。しかし、何らかの要因でそのコントロールがうまくいかなくなると全身に様々な症状が現れてしまいます...

日本人はどこから来たのか? ~MYCODEセミナー「ミトコンドリアDNAでたどる日本人のルーツ」【レポート】の画像遺伝子

日本人はどこから来たのか? ~MYCODEセミナー「ミトコンドリアDNAでたどる日本人のルーツ」【レポート】

 最先端の遺伝子研究や最新の健康トピックに関して、第一線で活躍する講師陣をお招きして開催するMYCODEセミナー。2019年5月は、MYCODE ディスカバリーでもご提供している「ミトコンドリアDNAのハプログループ」に関連する内容で、日本人のルーツ研究の第一人者でいらっしゃる国立科学博物館の篠田謙一副館長の特別講義を開催しました。
講師:篠田 謙一 先生
京都大学理学部卒業、医学博士。専門は分子人類学。国立科学博物館 副館長(兼)人類研究部長。日本及びアジア・中南米諸国の古代人のDNAの分析を通して、日本人の起源や世界の人類拡散の歴史を追及している...

【管理栄養士コラム】食品の焦げを食べるとがんになるって本当!?の画像食事・生活

【管理栄養士コラム】食品の焦げを食べるとがんになるって本当!?

 「焦げを食べるとがんになる可能性が・・・」と聞いたことはありませんか?テレビなどで取り上げられることもあり、なんとなく焦げに対して、あまり良くないイメージがあるのではないでしょうか。

 がんの発症に関係している可能性がある焦げの成分は2種類あり、じゃがいもや野菜、パンなどの焦げに含まれる「アクリルアミド」と、肉や魚の焦げに含まれる「ヘテロサイクリックアミン」が挙げられています(※1)。この2つを比べると、アクリルアミドの方がヘテロサイクリックアミンよりも発がんへの影響が高いといわれています。今回はアクリルアミドについてご紹介させていただきます...

記憶力を上げたいときに積極的にとるべき!?身近な飲み物にも意外な効果の画像食事・生活

記憶力を上げたいときに積極的にとるべき!?身近な飲み物にも意外な効果

とても身近なコーヒーやチョコレート、実は意外な効果が?
 コーヒーやお茶などのカフェインが含まれる飲み物を飲みながら仕事や勉強をする、なんてこと多くありませんか?一緒にチョコレートや抹茶のお菓子を食べるのもおいしいですよね。ついつい摂取してしまうカフェイン入り食品。おいしいからというのもあるけれど、ちょっと眠気を覚ましたい、そんな効果も期待していませんか?

 そんなあなたに朗報です!実はカフェインには、覚醒だけではなく記憶の定着にも関係があるということが報告されているのです...

【管理栄養士コラム】乳がんは予防できるのか?~若いうちから知っておきたい生活習慣~の画像病気・医療

【管理栄養士コラム】乳がんは予防できるのか?~若いうちから知っておきたい生活習慣~

 乳がんは、近年日本人において増加傾向にあり、注目されています。国立がん研究センターの発表によると、がんになった(罹患)人数が女性1位、乳がんが原因で死亡した人数が5位とされています(表1)。具体的な数字をみてみると、女性は、生涯で11人に1人が乳がんになるといわれていますが、乳がんで死亡する人は66人に1人とされ、高い罹患率に対して、早期に発見することで死亡率が低いことも特徴のひとつです(※1, 2)。
表1. 女性のがん罹患数と死亡者数の順位(※1, 2)
 また、乳がんは、他のがんと比べると若い世代でかかる人が多いのも特徴です(図1)...

独りでも平気な自分。恋人がいらないのは何のせい?恋愛と遺伝子の関係の画像遺伝子

独りでも平気な自分。恋人がいらないのは何のせい?恋愛と遺伝子の関係

恋愛は何歳から?
 小さい子供の中には、「お父さんと結婚する!」なんて言ったりする子もいますが、人は何歳ごろから恋愛を意識するようになるのでしょうか。子供は3歳くらいから異性に対して「好き」という感情を持ち始めます。山口芸術短期大学の研究グループが、年中児・年長児への聞き取り調査を行ったところ、年長児の約半数が「好きな人はいるの?」という質問に異性の名前を挙げ、その大半が一人の名前を挙げていることが分かりました(※1)。
 
 幼いころは、一人を好きになることで、その人を中心として、対人関係を広げている側面もあるようです...

新石器時代、人類とともに旅をしたイヌがいた!? DNA研究で明らかにの画像遺伝子

新石器時代、人類とともに旅をしたイヌがいた!? DNA研究で明らかに

ペットは大事な家族
 あなたはイヌ派ですか?ネコ派ですか?ペットを飼えばそれが何であれ、家族同然になりますよね。
 
 最近はネコブームと言われており、ネコが人気ですが、実は飼われている数は横ばいです。以前はイヌを飼っている人の方が多かったのですが、イヌの飼育数は減少しており、ネコとイヌの飼育数は2016年にはほぼ同数になっています。イヌの飼育数の減少は新たに飼う人が減ったことに加え、飼われていたイヌが寿命を迎え、個体数が減っているということも要因としてあげられるようです...

【管理栄養士コラム】見直してみよう!汗をかくような運動習慣の画像食事・生活

【管理栄養士コラム】見直してみよう!汗をかくような運動習慣

 現在、汗をかくような運動を習慣的に行っていますか?意識的に身体を動かすけど、汗をかくような運動はハードルが高いと感じる方は多いのではないでしょうか。国民健康・栄養調査では、運動習慣がある人の割合は、男性35.9%、女性28.6%と報告されています(※1)。

 年代や個々の健康状態によって、運動を実施する目的は異なりますが、まずは現在の運動習慣を振り返っていただくと共に、健康増進として推奨されている指標と照らし合わせてみましょう。そして、課題がみえた方は、ぜひこれを機に、運動目標に落とし込んでみましょう...

【認定遺伝カウンセラーコラム】健康診断の結果でよくみかける肝機能の指標「γGTP」、一体どんな意味があるの?の画像食事・生活

【認定遺伝カウンセラーコラム】健康診断の結果でよくみかける肝機能の指標「γGTP」、一体どんな意味があるの?

肝臓のはたらきと「γGTP」の役割
 肝臓は右上腹部にあり、成人では800~1200gの最大の臓器です。その機能には食物から摂取した栄養素を体内に貯蔵できる形に変換したり、必要なときにエネルギーとして取り出す代謝、身体に有害な薬物、アルコール、老廃物を無害化する解毒、そして胆汁の生成と分泌があります。

 健康診断や人間ドックでγGTP(ガンマ・グルタミルトランスぺプチターゼ)という検査項目がありますが、この検査値は肝臓の機能を反映しているって、ご存知でしたか。基準値は女性で10-30U/L、男性で10-50U/Lとされています(※)...