なぜ糖尿病の人は骨折しやすいのか?骨折リスクがわかるポイントが判明!?
骨密度(骨量)は、骨の中に含まれるカルシウムなどのミネラル量を測定し、通常は骨の強さを判定するための指標とされています。しかし、糖尿病の人は骨密度が高くても骨が折れやすいことが知られていました。
米国の研究グループは、糖尿病の人は骨密度が高い場合でも、骨の内部の構造がもろくなる割合が高くなるということを報告しました。
骨折のしやすさは、骨の内部構造と関連があった
骨は外側から骨膜、骨質、骨髄から構成されています。骨質の中でも外側の白くて硬いところが緻密骨で、内側の網目のところが海綿骨です...