古代エジプトの人が現代人と同じ関節の病気に!?
科学技術の進歩により、古代の人が生存中にかかっていた病気を推測できるようになりました。
今回、エジプトの研究グループは、古代エジプト王家の人のミイラを調査し、生存中にかかっていたとされる関節の病気を推察しました。
症状が類似している2つの関節の病気
関節の病気の中に、症状がとてもよく似ている強直性脊椎炎と汎発性特発性骨増殖症があります。
強直性脊椎炎は、若い男性(9割の人は40歳まで)に発症し、背骨、骨盤、首を中心に全身の腱や靱(じん)帯に原因不明の炎症が起こり、これらの部位が次第に動かなくなる病気です...