食事・生活

病気に関する情報、ダイエット、生活習慣や健康に関する情報、そして遺伝子に関する情報など、幅広い医療・健康情報の中から、食事・生活に関する情報をお届けします。

睡眠不足で友達が減っちゃうって本当?の画像食事・生活

睡眠不足で友達が減っちゃうって本当?

毎日、よく寝ていますか?
 最近は、心拍数や消費カロリーが測定できる、スマートウォッチなどのウェアラブル端末を利用している方が増えてきましたね。中には睡眠パターンを計測できるものもあり、睡眠時間が少ないと言われている日本人にとって、睡眠について考えるよい機会になっているのではないでしょうか。

 そんな睡眠と関連する研究で、2017年に興味深い論文が発表されました。最近忙しくてあまり寝ていないなという方は、ぜひ最後まで読んでくださいね...

【管理栄養士コラム】食品の焦げを食べるとがんになるって本当!?の画像食事・生活

【管理栄養士コラム】食品の焦げを食べるとがんになるって本当!?

 「焦げを食べるとがんになる可能性が・・・」と聞いたことはありませんか?テレビなどで取り上げられることもあり、なんとなく焦げに対して、あまり良くないイメージがあるのではないでしょうか。

 がんの発症に関係している可能性がある焦げの成分は2種類あり、じゃがいもや野菜、パンなどの焦げに含まれる「アクリルアミド」と、肉や魚の焦げに含まれる「ヘテロサイクリックアミン」が挙げられています(※1)。この2つを比べると、アクリルアミドの方がヘテロサイクリックアミンよりも発がんへの影響が高いといわれています。今回はアクリルアミドについてご紹介させていただきます...

記憶力を上げたいときに積極的にとるべき!?身近な飲み物にも意外な効果の画像食事・生活

記憶力を上げたいときに積極的にとるべき!?身近な飲み物にも意外な効果

とても身近なコーヒーやチョコレート、実は意外な効果が?
 コーヒーやお茶などのカフェインが含まれる飲み物を飲みながら仕事や勉強をする、なんてこと多くありませんか?一緒にチョコレートや抹茶のお菓子を食べるのもおいしいですよね。ついつい摂取してしまうカフェイン入り食品。おいしいからというのもあるけれど、ちょっと眠気を覚ましたい、そんな効果も期待していませんか?

 そんなあなたに朗報です!実はカフェインには、覚醒だけではなく記憶の定着にも関係があるということが報告されているのです...

【管理栄養士コラム】見直してみよう!汗をかくような運動習慣の画像食事・生活

【管理栄養士コラム】見直してみよう!汗をかくような運動習慣

 現在、汗をかくような運動を習慣的に行っていますか?意識的に身体を動かすけど、汗をかくような運動はハードルが高いと感じる方は多いのではないでしょうか。国民健康・栄養調査では、運動習慣がある人の割合は、男性35.9%、女性28.6%と報告されています(※1)。

 年代や個々の健康状態によって、運動を実施する目的は異なりますが、まずは現在の運動習慣を振り返っていただくと共に、健康増進として推奨されている指標と照らし合わせてみましょう。そして、課題がみえた方は、ぜひこれを機に、運動目標に落とし込んでみましょう...

【認定遺伝カウンセラーコラム】健康診断の結果でよくみかける肝機能の指標「γGTP」、一体どんな意味があるの?の画像食事・生活

【認定遺伝カウンセラーコラム】健康診断の結果でよくみかける肝機能の指標「γGTP」、一体どんな意味があるの?

肝臓のはたらきと「γGTP」の役割
 肝臓は右上腹部にあり、成人では800~1200gの最大の臓器です。その機能には食物から摂取した栄養素を体内に貯蔵できる形に変換したり、必要なときにエネルギーとして取り出す代謝、身体に有害な薬物、アルコール、老廃物を無害化する解毒、そして胆汁の生成と分泌があります。

 健康診断や人間ドックでγGTP(ガンマ・グルタミルトランスぺプチターゼ)という検査項目がありますが、この検査値は肝臓の機能を反映しているって、ご存知でしたか。基準値は女性で10-30U/L、男性で10-50U/Lとされています(※)...

いっぱい食べたはずなのにまだ食べたい気がする・・・それは遺伝子のせいってホント!?の画像食事・生活

いっぱい食べたはずなのにまだ食べたい気がする・・・それは遺伝子のせいってホント!?

満腹感はどこで感じる?
 みなさんは、どのような時に満腹であると感じますか?

 好きなものを好きなだけ食べた時?それとも決まった食事量を食べ終えた時?好きな人とご飯を食べている時は、少量でもお腹がいっぱいになって食べられなくなってしまう人もいるかもしれません。このように、様々な場面で満腹を感じているのではないでしょうか?

 この満腹感、実はレプチンという脂肪細胞から分泌されるホルモンに影響されています。単に胃がいっぱいになっただけで満腹になるわけではないのですね...

【管理栄養士コラム】肥満・アルツハイマー型認知症のリスクを高める睡眠不足、あなたは大丈夫?の画像食事・生活

【管理栄養士コラム】肥満・アルツハイマー型認知症のリスクを高める睡眠不足、あなたは大丈夫?

 肥満や、糖尿病、高血圧などの生活習慣病を発症している人は年々増加していますが、これらに睡眠不足が関与していることはご存知でしょうか?また、睡眠不足は、アルツハイマー型認知症の発症にも関わっていることがわかってきました。今回は、睡眠不足が、肥満や生活習慣病、アルツハイマー型認知症にどのように関わっているのか、なぜ睡眠不足を改善しなければならないのかをご紹介します。
1. 睡眠時間が5時間以下だと生活習慣病になりやすい
 さまざまな研究から、睡眠時間が5時間以下の人は、肥満、糖尿病、高血圧になりやすいとされており、中高年だけではなく小学生にもあてはまるといわれています(※1)...

週末の寝だめが体内時計を狂わせる?の画像食事・生活

週末の寝だめが体内時計を狂わせる?

海外旅行に行ったわけでもないのに時差ボケ?
 時差ボケとは、時差のある場所に、飛行機などを使い短時間で移動した結果、不眠や眠気、疲労感など心身に不調をきたすことをいいます。その時差ボケのような症状が、海外に行ってもいないのに起こる「社会的時差ボケ」をご存知でしょうか?

 平日は会社や学校などに通うことにより、半ば強制的に睡眠のサイクルが決められています。しかし、休日は自由に寝たり起きたりできるため、平日と違った睡眠サイクルになりがちです。すると、そのことがきっかけで体内時計が崩れます...

【管理栄養士コラム】睡眠の質と量を改善 〜仕事の能率やストレスとの付き合い方を学ぶ!~の画像食事・生活

【管理栄養士コラム】睡眠の質と量を改善 〜仕事の能率やストレスとの付き合い方を学ぶ!~

 現在のご自身の睡眠について、どのように感じていらっしゃいますか?近年、睡眠時間や質の話題が多く、睡眠が生活の質や日々の疲労感、ストレスにも影響していることがわかってきました。今回は、ご自身の睡眠状態について振り返っていただくために、睡眠の種類と役割についてお伝えします。
1.睡眠時間ってどれぐらいとると良いの?
 皆さんの睡眠時間はどれぐらいでしょうか?また、睡眠時間の長短による体調不良を感じたことはありますか? 「すべての人にとってベストな睡眠時間」は、明確になっていませんが、いくつかの傾向がわかってきました(※1)(図1)...

激辛好きな人はアルコール依存症に要注意?の画像食事・生活

激辛好きな人はアルコール依存症に要注意?

辛味ってどんな味?
 私たちは辛味をどのように、感じているのでしょうか?生物学的に味覚というときは、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味成分を味蕾(舌で味を感知する器官)で受容し、味覚神経に刺激として伝えます。それに対して辛味は、痛さとして感覚神経に伝えられます。なかでも唐辛子に含まれるカプサイシンは神経が興奮し、焼けるような痛み(灼熱痛)を引き起こします。このカプサイシンによる痛みは、口腔内だけで起こるのではなく気管支や消化管(食道や胃など)全体で起こります。そのため、辛いものを食べ過ぎると腹痛や下痢の原因となります...