食事・生活

病気に関する情報、ダイエット、生活習慣や健康に関する情報、そして遺伝子に関する情報など、幅広い医療・健康情報の中から、食事・生活に関する情報をお届けします。

【管理栄養士コラム】なぜ野菜を食べなくてはいけないの?足りない野菜でもっと健康に!の画像食事・生活

【管理栄養士コラム】なぜ野菜を食べなくてはいけないの?足りない野菜でもっと健康に!

日本人は野菜が不足傾向にある
 8月31日は野菜の日です。

 「もっと野菜をたべよう!」とよく耳にすることも多いかと思います。野菜は「体に良い、健康に良い。」とわかっていても、実際は野菜の目標量を達成するには改めて意識をしないと難しいようです。

 今回はなぜ野菜が必要なのか、どのように意識すれば良いのかをお伝えしたいと思います。
野菜の目標量は、なぜ350g?
 1日あたりの野菜平均摂取量は350g以上と推奨されています...

コーヒーは腸内細菌の生育に影響を与える?の画像食事・生活

コーヒーは腸内細菌の生育に影響を与える?

 食後やくつろぎたい時にコーヒーを飲みたくなることがありませんか?

 コーヒーは世界的によく飲まれている飲料であるばかりでなく、心臓病や脳卒中、肺疾患による死亡リスクを下げるという報告があります(コーヒーで寿命が延びるのは何故か?)。

 コーヒー豆には抗酸化作用をもつポリフェノールや興奮作用や利尿作用をもつカフェインが含まれています。ポリフェノールの1種であるクロロゲン酸は、コーヒー豆中にカフェインより多く含まれています...

【管理栄養士コラム】ゴーヤは栄養豊富!おいしく気軽に食べられるレシピのご紹介の画像食事・生活

【管理栄養士コラム】ゴーヤは栄養豊富!おいしく気軽に食べられるレシピのご紹介

 暑い季節の野菜として知られるゴーヤ(苦瓜/にがうり)ですが、近年では年間通して店頭に並んでいる野菜となりました。また、九州や沖縄地区だけではなく、全国で販売されるなど、私たちにとって一般的な野菜となりました。

 一方で、ゴーヤは独特の苦味があり、苦手に感じる人も少なくないのではないでしょうか。

 ゴーヤは意外にいろいろな料理に応用ができ、紫外線ダメージを緩和してくれるビタミンCやむくみ解消に効くカリウムなど含むため、夏におすすめの野菜です...

【管理栄養士コラム】土用の丑の日はやっぱりうなぎ!蒲焼にひと手間加えて美味しく食べられる方法は?の画像食事・生活

【管理栄養士コラム】土用の丑の日はやっぱりうなぎ!蒲焼にひと手間加えて美味しく食べられる方法は?

 明日は、土用の丑の日です。土用の丑の日は、土用(五行に由来する暦の雑節)の間のうち十二支が丑の日のことで、夏だけでなく春夏秋冬にあります。今年は7月24日と8月5日になります。
土用の丑の日といえば「うなぎ」
 うなぎは栄養価の高い食材です。皮膚や粘膜を助けるビタミンAや、カルシウムの吸収を助け、骨を強くするビタミンDも豊富に含まれます。

 おいしさを引き立てるうなぎの脂には、中性脂肪を低下させる作用のあるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)などのn-3系不飽和脂肪酸も多く、うなぎの蒲焼半身(約80g)で1日の摂取目標量がとれます(※)...

「毎日体重を測ると痩せる」のは本当!果たしてどのくらい体重が減るのか?の画像食事・生活

「毎日体重を測ると痩せる」のは本当!果たしてどのくらい体重が減るのか?

毎日体重計に乗ると痩せるかどうかを調査
 「毎日体重を測って記録する」というダイエット方法はどこかで聞いたことがあるかもしれません。2015年4月、米国デューク大学を含む研究グループは、毎日体重を測ると、実際どのくらい痩せることができるのかについての調査結果を報告しました。
体重の測定とダイエットに向けた行動をチェック
 研究では、肥満であると診断された男女47人を対象に6ヶ月間、毎日の体重測定を行ってもらいました。体重計は、測定すると自動的にwebサイトに登録されるという特別な体重計が使用され、毎日測定していることがわかるようになっていました...

【管理栄養士コラム】食べ物を一工夫して、夏バテを乗り切ろう!の画像食事・生活

【管理栄養士コラム】食べ物を一工夫して、夏バテを乗り切ろう!

 じわじわと暑い夏がやってきました! 食欲不振や体がだるい、疲れやすいなど、夏場にみられる体の不調を総称して「夏バテ」といいます。
夏バテの原因は?
 夏バテの原因として、
①冷房の効いた室内と外気の極端な温度差に、体温調節を行なっている自律神経が失調する。
②暑さで発汗量が増加するが、冷たい水分をむやみにとることで、消化機能が低下する。
③食欲不振で食べやすい物ばかりを選びがちになり、栄養バランスの偏りや栄養不足になる。
④暑さによる睡眠不足と栄養不足で日頃の疲労がぬけない。
などが考えられます...

高コレステロールの食事がまねく認知機能の低下、脳の健康に効く果物とは?の画像食事・生活

高コレステロールの食事がまねく認知機能の低下、脳の健康に効く果物とは?

年齢を重ねると低下する認知機能
 一般的に歳を重ねると脳内の情報処理速度が遅くなるなど認知機能は低下します。酸化ストレスが増加し、老化や神経細胞の損傷が加速するために認知機能が低下すると考えられています。酸化ストレスは、認知症のおよそ7割を占めるといわれているアルツハイマー病の原因にもなっています。
高コレステロールの食事が認知機能を低下させる?
 台湾の研究グループは、抗酸化物質の一つであるポリフェノールを多く含むスモモの認知機能に対する効果を調べました...

夜につい食べすぎてしまうのはなぜ?脳の活動観察からその原因が明らかに!?の画像食事・生活

夜につい食べすぎてしまうのはなぜ?脳の活動観察からその原因が明らかに!?

 夜になるとなぜかたくさん食べたくなったり、逆に朝はあまり食欲がなかったり。そんな経験はありませんか?実は単なる現代の生活スタイルの問題だけではなさそうです。米国の研究グループは、夜にたくさん食べてしまう背景には、脳の働きが関係しているという論文を報告しました。
食事の写真を見たときの脳の反応を観察
 研究グループは、健康な15人の女性を対象として、朝と夜に1回ずつ、低カロリーと高カロリーな食事の写真を見てもらい、そのときの脳の反応を解析しました...

「ダイエットやめたの?」おいしそうなものについつい手が伸びる意外な理由とはの画像食事・生活

「ダイエットやめたの?」おいしそうなものについつい手が伸びる意外な理由とは

おいしそうなものを見ると誘惑に負けるのはなぜ?
 健康のためには、食事はとても大切ですよね。ところが、食べ過ぎないように気を付けよう、ダイエットしよう、と考えていても、おいしそうなものを見ると誘惑に負けてしまって・・・という経験はありませんか?一体どうしてこのようなことが起こるのでしょうか。

 米国の研究グループは、人間の思考回路のスピードを測定し、食事を選ぶ際のセルフコントロールに失敗してしまうメカニズムについて報告しました...

睡眠時間が長いだけではだめ、夜型のライフスタイルが及ぼす健康へのリスクとはの画像食事・生活

睡眠時間が長いだけではだめ、夜型のライフスタイルが及ぼす健康へのリスクとは

 睡眠は、私たちの体調を整えるために非常に大切なものです。韓国の研究グループが行った調査で、睡眠時間が同じでも朝型と夜型の人で糖尿病やメタボリックシンドロームの危険性が異なることが示されました。
睡眠の習慣と病気との関連を調査
 研究グループは、47〜59歳の約1,600人を対象に、睡眠の習慣と糖尿病、メタボリックシンドローム、サルコペニア(加齢に伴い筋肉量が減少する病気)、内臓脂肪との間に関連があるかどうかを調べました。

 アンケート調査により、全体の29.6%の人が朝型、5.9%の人が夜型、残りの64.5%の人が朝型でも夜型でもないと判断されました...