血液・血圧

病気に関する情報、ダイエット、生活習慣や健康に関する情報、そして遺伝子に関する情報など、幅広い医療・健康情報の中から、血液・血圧に関する情報をお届けします。

【認定遺伝カウンセラーコラム】貧血の原因は赤血球の形状!?重症化することもある貧血「サラセミア」について知ろうの画像病気・医療

【認定遺伝カウンセラーコラム】貧血の原因は赤血球の形状!?重症化することもある貧血「サラセミア」について知ろう

「サラセミア」とはどんな病気?
 サラセミアは、遺伝的に赤血球の形状が変化してしまう病気です。日本人ではβサラセミアは1,000人に1人程度と言われており(※1)、軽度の場合は軽い貧血症状程度しか現れないため、自分がサラセミアであることに気が付かない場合も多いようです。

 健康な人の赤血球は、中にくぼみのある円盤状をしているのに対し、サラセミアを発症している人の場合はアーチェリーやダーツの的(標的)のような標的赤血球が出現します(図)。
図 健康な人(左)とサラセミア患者(右)の血液の顕微鏡写真。矢印が標的赤血球...

【認定遺伝カウンセラーコラム】あの食べ物が血を止める仕組みに関係してる?				の画像病気・医療

【認定遺伝カウンセラーコラム】あの食べ物が血を止める仕組みに関係してる?

止血のしくみについて
 切り傷などで出血した場合、時間の経過とともに出血は自然に止まります。これはヒトに止血という仕組みが備わっているからです。止血に関わるのは血液中の血小板と凝固因子です。血管が損傷を受けて破れると、多数の血小板が傷口に集まって、血小板血栓を形成します。これを一次止血とよびます。この一次止血は脆く止血は不十分なため、引き続いて凝固因子であるフィブリノゲンがフィブリンとなって傷口を覆い固めて、強固なフィブリン血栓を形成します。これがいわゆるかさぶたのことです。これを二次止血とよびます...

【認定遺伝カウンセラーコラム】私たちの全身を巡る血液の病気とは?鉄欠乏性貧血から白血病まで の画像病気・医療

【認定遺伝カウンセラーコラム】私たちの全身を巡る血液の病気とは?鉄欠乏性貧血から白血病まで

全身を流れる血液、どこでつくられるの?
 私たちのからだの中を流れる血液の量は体重の約8%といわれています。体重60kgの成人では約4.8Lの血液が絶え間なく流れていることになります(※1)。
 採血管に採った血液をしばらく放置しておくと液体成分の血漿と細胞成分の血球の二層に分離します。血漿には水分、タンパク質、ビタミン、無機質、ホルモンなどが含まれ、血球には赤血球、白血球、血小板が含まれます。血球は造血幹細胞とよばれる3系統に共通の細胞が分化、成熟したもので、骨髄やリンパ節といった造血組織でつくられています...

夏といえばスイカ!水分補給だけでなく、血管の病気の予防も期待できる?の画像病気・医療

夏といえばスイカ!水分補給だけでなく、血管の病気の予防も期待できる?

 今日、7月27日はスイカの日です。
 由来は、スイカの生産グループがスイカの縞模様を綱に見立て、27を「つ(2)な(7)」と読む語呂合わせで制定したと言われています。
スイカの栄養素
 スイカの英名は「watermelon」ですが、その名の通り、スイカの果肉の成分の約95%が水分で、このうち4~6%が糖分です。

 スイカには水分だけでなく、リコピン、カリウム、シトルリン、βカロテンなど、私たちの体に良い影響を与えてくれる成分が豊富に含まれています...

人生の目標と脳の病気との意外な関係の画像病気・医療

人生の目標と脳の病気との意外な関係

 病は気からという言葉の通り、気の持ちようで体調が変わったりします。MYCODEトピックスでも以前に「病は気から・・・?「期待感」でパーキンソン病の症状が改善!」という記事をお届けしました。今回は、人生の目標と脳梗塞との関連を調べた研究のお話です。
人生の目標と脳梗塞との関連を調べると・・・
 脳梗塞は、脳の血管が詰まったり狭くなったりすることにより血液の流れが止まり、脳細胞が死んでしまうことをいいます。

 アメリカのラッシュ大学らの研究グループは、研究同意をしてもらった453人の高齢者を対象にして人生の目標と脳梗塞のリスクとの関連を調べました...

貧血気味で朝からダルい・・・、と言う方、ヘモグロビン足りてますか?の画像病気・医療

貧血気味で朝からダルい・・・、と言う方、ヘモグロビン足りてますか?

最近疲れやすいなあ・・・その症状、貧血かも?
 最近疲れやすい、朝がつらい。それ、もしかして鉄分不足の貧血かもしれません。
 貧血には色々な原因があるのですが、多くは体に鉄分が足りないことによる貧血(鉄欠乏性貧血)だといわれています。特に女性は、毎月の生理で大量の鉄が失われてしまうので、鉄を積極的にとる必要があるといわれているのです。
「ヘモグロビン」が体中を駆け巡ってやっていること
 ところで、健康診断の血液検査の項目にも入っている「ヘモグロビン」って一体何者なのか知っていますか?鉄分不足の貧血には、このヘモグロビンが大きく関わっているのです...

慢性腎臓病と血圧の関係血圧コントロールの重要性が示されましたの画像病気・医療

慢性腎臓病と血圧の関係血圧コントロールの重要性が示されました

 高血圧になると脳卒中、心筋梗塞や狭心症等の心疾患、慢性腎臓病等のリスクが高くなることから、一般的に血圧が高いほど病気に注意が必要と思われていました。しかし、病気によっては単純に血圧を下げればいいという話ではないということが分かってきました。
 米国の研究グループは、慢性腎臓病の人の場合は、血圧を下げすぎるとむしろ死亡率が上がることをジャマ・インターナル・メディシンに報告しました。
慢性腎臓病の人は血圧が高くなりやすい
 血圧は、心臓が収縮して血液を押し出すときに高くなり、逆に、拡張して血液の流れが緩やかなときは低くなります...

やっぱり血液サラサラがいいよね!脳卒中を効果的に防ぐにはあのミネラルをの画像病気・医療

やっぱり血液サラサラがいいよね!脳卒中を効果的に防ぐにはあのミネラルを

血液をサラサラにする大切なミネラル
 野菜や果物に多く含まれる「カリウム」。生物には欠かせないミネラルの一つで、高血圧予防や筋肉の動き、腎臓における過剰なナトリウムの排泄にも関わっていると言われています。

 そんなカリウムは、血液をサラサラにする効果があると言われています。血液がきれいになれば、いろんな恐ろしい病気を予防することもできるかも?脳卒中に対して実際の効果を検証した研究結果が報告されました...

ジュースを入れる容器に、高血圧を引き起こすものがある!?の画像病気・医療

ジュースを入れる容器に、高血圧を引き起こすものがある!?

環境ホルモン「ビスフェノールA」
環境ホルモンというのは、女性ホルモンに似た形をした物質で、体に入って実際にホルモンのように働いてしまうために、「内分泌かく乱物質」とも呼ばれます。これまでの研究で、血圧を高めたり、心拍を遅くしたり、また子宮内膜症やぜんそくをひき起こす原因にもなっていることがわかっています。
環境ホルモンの1種「ビスフェノールA」は、プラスチックの原料として使われており、日常生活のさまざまな製品に使用されています。食べ物の容器にも使われており、カップ麺の発砲スチロール容器に熱湯を注ぐと、汁の中に漏れ出るとして問題になったこともあります...

赤身肉、レバー大好き!でも、血糖値高めな人は鉄分の摂りすぎにご注意をの画像病気・医療

赤身肉、レバー大好き!でも、血糖値高めな人は鉄分の摂りすぎにご注意を

鉄分はしっかり摂るべき?摂りすぎちゃダメ?
若い女性に多いとされる鉄分不足。意識して鉄分をしっかり摂りましょう、というお話は良く聞きます。
一方で、糖尿病の疑いがある人、すなわち血糖値がやや高めな人にとっては、逆に鉄分の摂りすぎに注意が必要だ、という事が明らかになってきました。2014年12月、米国のフロリダ大学を中心とした研究グループは、血糖値が高めな人において、血中の鉄分が多すぎると、死亡率が高まるとの報告をしています...