乳がん

病気に関する情報、ダイエット、生活習慣や健康に関する情報、そして遺伝子に関する情報など、幅広い医療・健康情報の中から、乳がんに関する情報をお届けします。

【管理栄養士コラム】乳がんは予防できるのか?~若いうちから知っておきたい生活習慣~の画像病気・医療

【管理栄養士コラム】乳がんは予防できるのか?~若いうちから知っておきたい生活習慣~

 乳がんは、近年日本人において増加傾向にあり、注目されています。国立がん研究センターの発表によると、がんになった(罹患)人数が女性1位、乳がんが原因で死亡した人数が5位とされています(表1)。具体的な数字をみてみると、女性は、生涯で11人に1人が乳がんになるといわれていますが、乳がんで死亡する人は66人に1人とされ、高い罹患率に対して、早期に発見することで死亡率が低いことも特徴のひとつです(※1, 2)。
表1. 女性のがん罹患数と死亡者数の順位(※1, 2)
 また、乳がんは、他のがんと比べると若い世代でかかる人が多いのも特徴です(図1)...

がんを防いで長生きな食事は○○を控えめに。でも66歳からは積極的に食べましょう!?の画像病気・医療

がんを防いで長生きな食事は○○を控えめに。でも66歳からは積極的に食べましょう!?

体の中の成長に関わる重要な物質
 「インスリン様成長因子(IGF-1)」は、体の中のほとんどの細胞の成長に関わっていて、とても重要な物質です。しかし、これまでの研究から、このIGF-1のシグナルが成長を促進しすぎると、がんなどのさまざまな病気にかかってしまうのではないかと考えられています。

 一方、食事でたんぱく質量を制限することで、強すぎるIGF-1の働きをおさえることができるとわかっており、たんぱく質の量と「健康や寿命」の間には関連があるのではないかと考えられました。つまり、○○とはたんぱく質のことです...

世界最古の乳がんを発見!? がんはどのくらい古くから存在したのかの画像病気・医療

世界最古の乳がんを発見!? がんはどのくらい古くから存在したのか

がんは現代だけの病気じゃないの!?
 いまや2人に1人がかかり、3人に1人が「がん」で亡くなっています。がんによる死亡数は年々増えており、日本での死亡理由のダントツの第1位となっています。私たちはいつの時代から「がん」と闘ってきたのでしょうか?
 歴史的ながんの記録と思われるものは少なく、がんは現代の生活スタイルから生まれてきたもの、という考えが優勢でした。
世界最古の乳がんが発見された
 しかし昨年、約3000年前につくられたと思われるスーダンのお墓から、転移性の前立腺がんの特徴を示す人骨化石が発見されました...

乳がんの「マンモ検査」、ある症状がでた人は受けるべき!?の画像病気・医療

乳がんの「マンモ検査」、ある症状がでた人は受けるべき!?

「マンモグラフィ」の有効性をめぐる研究
 乳がんのレントゲン検査「マンモグラフィ」をめぐっては、海外では一般の健康な女性を対象として幅広く実施する検診手段としての効果に疑問視をするような研究結果もあり、議論が続いています。

 しかし「乳房に痛みを感じて病院を受診した人」に対して診断を行うための検査にはマンモグラフィが適しているという報告が米ミシガン大学の研究グループによりなされました。
「乳房の痛みがある」人で乳がんの早期発見につながるかの検証
 ところで、乳がんの主な初期症状には次の5つがあります...

女子の夜遊びはホドホドに!夜は電気消して早く寝ましょうの画像病気・医療

女子の夜遊びはホドホドに!夜は電気消して早く寝ましょう

 近年、乳がんにかかる人は急増しているといわれています。今や日本人女性の16人に1人はかかると言われている乳がん。乳がんのリスクを高めるものとして、食生活の欧米化、喫煙、飲酒、出産年齢の高齢化などが知られています。しかし今回、新たな要因がわかってきたのです。夜間に明るい場所にいる若い女性は乳がんのリスクが3割程度も高まる可能性があるという報告がありました。
夜間に光を浴びたネズミは乳がんに
 米カリフォルニアがん予防研究所のスーザン・ハーレー氏らの研究グループが、2014年9月号の疫学国際誌エピデミオロジーでこの研究について報告しています...

治療後も不安ながん、ヨガや瞑想で得られる意外な効果とはの画像病気・医療

治療後も不安ながん、ヨガや瞑想で得られる意外な効果とは

がんは克服したけれど・・・恐怖によるストレスの後遺症
 がんは今や、早期発見で多くの人が克服できる病気となりました。しかし、がんの治療が終わった後も、「いつかがんが再発してしまうのでは?」「自分の体の中にまだがん細胞が残っていたらどうしよう」といったような、恐怖によるストレスの後遺症に悩まされることがあるのです。
ストレス軽減のための3つの方法を比較
 カナダの研究グループは、乳がんを克服した後にも悩みやつらさを抱えている人に対する、ヨガや瞑想のストレス軽減効果について報告しました...

乳がん検査「マンモグラフィ」の効果に疑問視?スイス医療委員会研究グループの調査結果の画像病気・医療

乳がん検査「マンモグラフィ」の効果に疑問視?スイス医療委員会研究グループの調査結果

女性のがんで最も多い乳がん、早期発見が重要
 日本では乳がんと診断される女性は年々増えています。女性では1999年から胃がんを抜いて、かかる人の数が1位となりました。しかし、医学の進歩により、乳がんは今や、発見が早ければ助かる病気となっています。

 とにかく早期発見に限る、というわけですが、そのためにはどうしたら良いのでしょうか?

 実は、月に1度のセルフチェックはかなり有効といわれています。やり方は、病院のホームページなどに書いてありますので、気になる方はチェックしてみてください...