病気・医療

病気に関する情報、ダイエット、生活習慣や健康に関する情報、そして遺伝子に関する情報など、幅広い医療・健康情報の中から、病気・医療に関する情報をお届けします。

【認定遺伝カウンセラーコラム】血糖値が高いと言われたら。気をつけたい糖尿病のメカニズムと症状の画像病気・医療

【認定遺伝カウンセラーコラム】血糖値が高いと言われたら。気をつけたい糖尿病のメカニズムと症状

血糖値が高いと言われたら気をつけたい、糖尿病のメカニズムと症状
 私たちが必要とするエネルギーは食物中の炭水化物に含まれるブドウ糖から得られます。血液中に含まれるブドウ糖の量を血糖値といい、空腹時は80~110mg/dL程度に保たれています。

 食後、血糖値は上昇しますが、インスリンというホルモンの働きでブドウ糖が肝臓や筋肉にグリコーゲンとして蓄えられて血糖値は減少します。インスリンはすい臓のランゲルハンス島にあるβ細胞でつくられて血液中を循環しています...

【管理栄養士コラム】「肺がん」の予防効果がある野菜とは?(検査結果を復習)の画像病気・医療

【管理栄養士コラム】「肺がん」の予防効果がある野菜とは?(検査結果を復習)

 「アブラナ科野菜」って聞いたことはありますか? 今回は、アブラナ科野菜の摂取状況と喫煙、肺がん発症リスクについてご紹介したいと思います。

 代表的なアブラナ科野菜は、キャベツ、はくさい、だいこん、かぶ、カリフラワー、ブロッコリー、こまつな等で、日本で生産されている野菜の約3割を占めています。皆さんも日々口にすることが多いのではないでしょうか。
アブラナ科野菜による肺がんの予防効果
 国立がん研究センターのグループが、アブラナ科野菜の摂取状況と肺がんリスクについて報告しました。日本人の集団を14.9年間追跡した結果、1.8%の人が肺がんと診断されました...

【認定遺伝カウンセラーコラム】旅行シーズンに注意したい「静脈血栓塞栓症」の画像病気・医療

【認定遺伝カウンセラーコラム】旅行シーズンに注意したい「静脈血栓塞栓症」

 MYCODEでは、150項目もの病気の遺伝的傾向をご提供しておりますが、中には初めて耳にする病名もあるのではないでしょうか。そのような病気のリスクが高値に表示され、不安を感じられた方もいらっしゃるかと思います。このコラムでは、病気についての理解を深めていただき、生活改善による予防や早期発見についての情報を提供し、日常の健康管理に役立てていただくことを目的にしています。

 今回は「静脈血栓塞栓症」という病気についてご紹介します...

【管理栄養士コラム】日本人がなりやすい「胃がん」の予防のために(検査結果を復習)の画像病気・医療

【管理栄養士コラム】日本人がなりやすい「胃がん」の予防のために(検査結果を復習)

 近年、「ピロリ菌を除菌しました!」とお声がけいただくことがとても多くなりました。ピロリ菌感染と関係が深い胃がんの罹患数予測では、男性2位、女性4位と発表されています(※1)。胃がんは日本人がなりやすい病気ですが、ピロリ菌対策や習慣改善で予防できる可能性が高まりそうです。
胃がんの遺伝要因と環境要因
 胃がんの発症には遺伝と環境の要因が関与していますが、遺伝要因1~28%、環境要因72~99%と考えられています(※2-4)...

【管理栄養士コラム】多くの人が気になる「アルツハイマー病」の予防法とは?(検査結果を復習)の画像病気・医療

【管理栄養士コラム】多くの人が気になる「アルツハイマー病」の予防法とは?(検査結果を復習)

 アルツハイマー型認知症は、遺伝子検査MYCODE実施後のサービス(MY健康サポート)で予防法をご相談いただくことがとても多い病気です。アルツハイマー型認知症の予防法は、まだ研究段階のものが多いですが、この数年の研究データと共にご紹介したいと思います。
認知症とアルツハイマー病について
 認知症にはいくつか種類があり、主にアルツハイマー型認知症、脳血管型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症が挙げられます。それぞれ原因や予防法に違いがありますが、今回はアルツハイマー型認知症についてご紹介させていただきます...

【認定遺伝カウンセラーコラム】「もやもや病」について知ろうの画像病気・医療

【認定遺伝カウンセラーコラム】「もやもや病」について知ろう

 MYCODEでは、150項目もの病気の遺伝的傾向をご提供しておりますが、中には初めて耳にする病名もあるのではないでしょうか。そのような病気のリスクが高値に表示され、不安を感じられた方もいらっしゃるかと思います。このコラムでは、病気についての理解を深めていただき、生活改善による予防や早期発見についての情報を提供し、日常の健康管理に役立てていただくことを目的にしています。

 今回は、「もやもや病」という病気についてご紹介します。
もやもや病とはどんな病気?
 もやもや病は、脳の血管に起こる病気です...

【管理栄養士コラム】増加傾向にある「大腸がん」対策をしよう!(検査結果を復習)の画像病気・医療

【管理栄養士コラム】増加傾向にある「大腸がん」対策をしよう!(検査結果を復習)

 生活習慣の変化などにより、近年大腸がんを発症する人が増加しています。2015年がん統計予測の罹患数は第1位、死亡数は2位と発表されています(※1)。
大腸がんの遺伝要因と環境要因とは
 大腸がんの発症には遺伝と環境の要因両方が関与していますが、ヨーロッパ人を対象とした研究では遺伝要因が35%、環境要因が65%と報告されています(※2)。あなたの遺伝的な傾向はいかがでしたでしょうか?自分の結果を確認する

 残念ながら遺伝要因は私達の力で変えることはできませんが、遺伝子検査の結果でリスクが高かったからといって、必ず発症するわけではありません...

【管理栄養士コラム】血糖値スパイクにご注意を。食後高血糖の対策をしよう!の画像病気・医療

【管理栄養士コラム】血糖値スパイクにご注意を。食後高血糖の対策をしよう!

 ご自身の“食後の血糖値”を意識したことがありますか?
 血糖の管理目標として、食後2時間の血糖値が140mg/dlを超えていないこと、さらに、動脈硬化予防には、食後160mg/dlを超えないことが推奨されています(※1)(図1)。食後の高血糖が繰り返されることで糖尿病はじめ、動脈硬化、心血管系疾患のリスクを高めることが分かってきました。
図1.食後血糖値の変動イメージ
あなたの遺伝的な食後高血糖や糖尿病のなりやすさは?
 食後高血糖は糖尿病初期にみられますが、食後高血糖や糖尿病の発症には生活習慣だけでなく遺伝的な要因も影響を与えていることが知られています...

【医師によるコラム】食後高血糖にはどのような意味があり、どのくらい危険なのか?の画像病気・医療

【医師によるコラム】食後高血糖にはどのような意味があり、どのくらい危険なのか?

 特別企画、北品川藤クリニックの石原藤樹先生によるスペシャルコラムをお届けします!今回は「食後高血糖」についてのお話です。
糖尿病の診断では食前血糖が重視される
 健康診断や人間ドックで血糖値を測りますね。通常はこの時は食事を抜いて、空腹時の血糖を測ることが多いと思います。

 糖尿病の検査のためには、この空腹時血糖とHbA1c(ヘモグロビン・エー・ワン・シー)という検査を同時に行うことが一般的です...

【医師によるコラム】有酸素運動で脳機能は復活するのか?の画像病気・医療

【医師によるコラム】有酸素運動で脳機能は復活するのか?

 特別企画、北品川藤クリニックの石原藤樹先生によるスペシャルコラムをお届けします!今回は「脳機能に対する有酸素運動の効果」についてのお話です。
認知症にはなりなくない!予防方法は?
 認知症にだけはなりたくないと、そう思われている方は多いと思います。ただ、今の時点でこれをしていれば確実と言えるような認知症の予防法はありません。高血圧コントロールや禁煙など、間接的でどの程度効果があるのか、実感のできないものがほとんどです。

 今日は認知症の予防に有酸素運動が有効で、記憶に関わる脳の部分が大きくなっていたという、びっくりするような論文をご紹介したいと思います...